4月29日(祝月)宇部市渡辺翁記念会館にて人形劇団ひとみ座による人形劇「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を上演しました。子ども達に大人気の銭天堂がどんな人形劇になっているのか、楽しみです。
会場のロビーにはこの日のために藤山ブロックと上宇部ブロックの親子が中心になって準備を進めてくれていた「子ども21堂」が店開き。折り紙などで作ったお菓子を揃えてお客さんのお越しをお待ちしています。
お店には着物を着た売り子さんや物語のキャラクター「紅子」の扮装をした会員さんまでいて、雰囲気づくりもバッチリです。
来場したお客さんには受付で紙で作ったコインを配っており、コインを使って子ども21堂でのお買い物を楽しんでもらいました。
人形劇が始まると物語の中からそのまま抜け出てきたような「紅子」、黒猫の「墨丸」、たたりめ堂の「よどみ」など人形たちの生き生きとした動きに物語の世界にグイグイ引きこまれていきました。
物語の中ではある女の子が友だちのことをねたんだり不幸になることをねがってしまう場面がありました。その後女の子は、友だちに自分が抱いていた妬みを告白して不幸になるよう願ったこともきちんと謝り関係は修復されましたが、
見ている者には「あなたもこんな気持ちになったことあるんじゃない?」と心の中をのぞかれたようでドキリとさせられる場面でした。楽しいだけではなく、だれもがちょっとは持ったことがあるような負の感情、それとどう向き合うかを考えさせられるお話でした。
終演後はロビーで紅子さんが皆さんをお見送り。一緒に写真撮影にも応じてくれました。
最後は片付けの後の記念撮影。劇団の皆さんから寄せ書きをいただきました。
ひとみ座の皆さん素晴らしい舞台をありがとうございました。
担当ブロックの藤山・上宇部両ブロックのみなさん、お手伝いいただいたスタッフの皆さん、お疲れ様でした!