第53番須賀山 正智院円明寺(えんみょうじ)
           

                   円明寺近辺地図
                 
                               JR伊予和気駅から  徒歩約3分

                                円明寺境内 配置図
                            

                   
                                第53番円明寺 仁王門

                   
                                      中  門

                   
                                  第53番円明寺 本堂

          
                  大師堂                            観音堂

                   
                           御本尊                納 経

 山 号   須賀山
 院 号  正智院
 寺 号  円明寺(えんみょうじ) 
 本 尊  阿弥陀如来
 開 基  行基菩薩
 宗 派  真言宗智山派

              住  所  〒799−2656 愛媛県松山市和気町1−182
                      電  話 (089)978−1120

         御真言  おん ありみた ていぜい からうん
  
       御詠歌  来迎の 弥陀の光の 円明寺 照りそう影は 夜な夜なの月

        
円明寺略縁起等(抜粋)
 
       天平勝寶元年、聖武天皇(在位724〜49)の勅願により、行基菩薩が本尊の行基
       菩薩と脇侍の観世音菩薩像、勢至菩薩像を彫造して安置し、七堂伽藍を備えた寺を
       建立した。
         当時は、和気浜の西山という海岸ににあり、「海岸山・園明密寺」と称していた。

        後、弘法大師が、荒廃した諸堂を整備し、霊場の札所として再興した。

        鎌倉時代に度重なる兵火で、寺は衰微したが元和年間(1615〜24)に土地の豪族
       須賀重久によって、現在地に移された。
        更に寛永13年(1636)京都・御室の覚深法親王の令旨により任和寺の直末として,
      再建された。寺号は、そのとき、園明寺と改められた。

        本堂左の塀際に、キリシタン石塔がある。
        キリシタン禁制の時代、この地方には信者が多くいて、寺では、隠れ信者の礼拝を
      黙認していたとのことです。

       左甚五郎作の龍(約5メートル)
       本堂右上の鴨居にあり、悪い人が見ると、目が光るという。
       
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