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合同会社MICHISIRUBE FUKUは、障害を持った方の就職を考える会社です。

TEL. 092-541-5022

〒815-0031 福岡県福岡市南区清水1丁目20−16

移行支援

視覚に障害者を持ってる方の就職とは

疑問イメージ

思いつく就職先とは

 視覚に障害を持った方の就職できる職種として思いつくのが
・あんま、マッサージ
・ハリ
・灸
これらをまとめて三療と呼びますが、まず、この三療が思いつきます。そしてこの延長線として企業内におけるヘルスキーパー(企業内理療師)となります。
 では、これ以外では?
 事務補助もできるかな?
 それは、どんな内容ですか?
 すぐに答えられる人はほとんどおりません。障害を持った方も、雇用する企業も、誰も思いつかないのが現状です。つまり、視覚に障害を持った方は、障害の中でも、一番、職業選択ができない障害の一つと言えます。

パソコンイメージ

IT技術の発達

 近年のIT技術の発達により、又、アクセシビリティ機能の充実により、視覚に障害を持った方でも、パソコン操作が出来るようになりました。
 これにより、就職できる職種も広がりました。代表的な職種は以下の通りです。
・事務補助
・一般事務
・電話オペレーター
・録音タイピスト(文字おこし)
・Webライター
・プログラマー
・Web系技術者
 これ以外で、パソコンをあまり使わない職種として以下のものがあります。
 ・通訳、翻訳
 ・音楽関係(福岡県にも声楽家や、三線演奏、ドラム演奏者が活躍されています。)
 このように、視覚に障害を持った方でも就職可能な職種は広がりつつあります。

ひらめきイメージ

就職できるコツ

 就職可能な職種は広がっているのですが、採用する企業側は、いまだにこれを知っておりません。よって、就職するためには、コツが必要となります。

コツその1 書類審査から始まる企業はあきらめる
 ハローワークに掲載されている募集の多くは、まずは書類審査から始まります。企業側は、多くの応募を対処するため、提出した履歴書や職務経歴書は、あまり詳しく確認しません。よって、視覚に障害を持ってる方にどのような仕事を与えればよいかわからないので、まず不合格となります。
 そこで、募集の中でも「トライアル雇用」など、必ず面接を行ってくれる募集からチャレンジします。面接により初めて企業側に自分がどのような仕事が出来るかをPRすることができます。

コツその2 仕事で使うパソコンが使える事をPRする
 視覚に障害を持っていても、仕事に必要なパソコン操作が問題なく出来る事を企業側に納得させる必要があります。履歴書に、障害になった後、取得したパソコン検定を記載したりしましょう。職務経歴書に自分のパソコン操作状況を撮影した動画をユーチューブなどにUPし、そのアドレスを掲載するのもよいでしょう。以下は卒業生が実際に職務経歴書に記載したものです。


コツその3 無遅刻、無欠勤を強調する
 企業側の採用の重要な判断基準の一つとして、無遅刻、無欠勤であるかにあります。事業所の利用履歴が、定期的な通院以外は、無遅刻、無欠勤であった事を必ず職務経歴書に記載するようにして下さい。
 また、通勤に関しても一人で行える事も、職務経歴書に記載するようにして下さい。

コツその4 支援してくれる団体があるのか
 企業側の心配としては、入社後、どのような仕事を与えたらよいか判断できない所にあります。また、その仕事内容も状況によって変わっていきますので、企業側はよけいに不安に感じます。よって、この不安を解消してくれるように適切なアドバイスをしてくれる団体の支援があるかが重要になります。特に、視覚に障害を持っている方は、パソコンの技術的支援ができるかがポイントになります。そのような団体の支援を、入社後も受けられる事を職務経歴書に明記します。

就職した人の声

 弊社事業所から実際に企業等に就職し、どのような仕事をしているのか、どのような事に苦労しているか、現在の思いなどの実際の声をまとめております。きっと、何かの参考になると思います。下記リンクから、もしくは右側バーナー「就職をした人の声」からご確認下さい。
 「就職した人の声


 弊社の卒業生以外にも、全国には多くの視覚に障害を持った方が色々な職種に就かれています。「視覚障害者就労人材バンク」のホームページに「就労事例集」が掲載されていますので、こちらも是非ご確認下さい。職種や仕事内容が掲載されています。
 視覚障害者就労人材バンク(外部リンク)

カリキュラム一覧

 就職したい職種をまずお伺いしますので、その職種に必要なカリキュラムを下記から選択して訓練を受けます。

【カリキュラム一覧】
● 一般知識
 ・社会人マナー
 ・コミュニケーション
 ・自己理解
 ・基礎知識
 ・就職知識 など
● 就労力
 ・社会人基礎力(実務を行いながらテーマについて学びます)
● パソコン技能
 ・スクリーンリーダーとアクセシビリティ機能
  スクリーンリーダーは、NVDAを中心に学習を受けます。
  NVDAの他、PCトーカー及びナレターの操作方法も学習をうけ、
  3種類のスクリーンリーダーを切り替えながら作業が出来るようになります。
 ・Office(Word,Excel,PowerPoint)
 ・ホームページ作成(html言語、CSS、WordPress)
 ・プログラミング(基礎、VBA、C、JAVA)
 ・データベース(Access、SQL、VBAによるシステム開発)
 ※全てNVDA対応教材
● 実務技能
 ・文字起こし技能
 ・ライティング技能
 ・オペレーター技能
● その他知識
区切り線
 これらカリキュラムは、弊社が独自作成したeラーニングシステムで行っています。内容は以下のアドレスからサンプルを確認する事が出来ます。
https://eden.ac/login/3431
アカウント:「my_info@outlook.jp」
パスワード:「0000」


事業所の特徴

日商PC検定ロゴ

全盲者でも受験可能な日商PC検定の受験システムを所有

 社会福祉法人 日本視覚障害者職能開発センター様からのご協力を得て、全国でも数少ない全盲者も受けられる「日商PC試験(文書作成、データ活用)の3級・2級試験」が受験できるシステムを保有しています。 合格すれば、履歴書に記載できますので、就職できる可能性も上がります。
 この試験システムですが、その操作性に少しクセがあります。よって、本試験受ける前は、必ず体験版で練習を重ねる必要があります。体験版の利用や本試験の受験は、弊社利用者以外も受験可能ですので、ご相談下さい。

就職後のアフターフォローが充実(令和5年度 6か月以上定着実績 100%)

 視覚に障害を持った方の定着のポイントは、技術的支援が重要となります。そこで、勤務先の企業に伺い、仕事内容や利用機材を確認して適切なアドバイスを行います。又、企業における勉強会開催など行います。
 現在、就職中の方でも対応いたしますので、ご相談下さい。
 

在宅利用で利用する事も出来ます
在宅利用イメージ

 移行支援の訓練は、弊社が独自に作成したeラーニング教材を利用して行うので、在宅での利用も可能です。
 ● 訓練内容 上記カリキュラム全部
 ● 支援方法 ビデオ通話を利用して、初心者でもわかりやすく支援を行います。
 ● 必要環境 
Wifi環境はご自身でご用意お願いいたします。パソコンやWebカメラは、貸出可能。
 ● 対象地域 福岡市及び近隣市町村。他県の場合は、お住まいの役所に利用可能かご相談下さい。
 

バナースペース

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FAX 092-541-5022