Ra223upgの提供を中止した理由は、書き換えたままのものをオークション等に流す人がいたためです。また本来は救済を目的としていましたが、それに反して、上位機種のRa300〜よりもRaU23 のほうが価値が高くなってきているためです。
このプログラムは、以前に Ra223upgで書き換えたITF/BIOS をもとに戻すものです。本体を長期的に使用しなくなる前、譲渡・転売・廃棄の際には必ず元に戻しておいてください。
以前にダウンロードして作成したRa223upgのフロッピーディスクが手許にあるならば、そちらを使ってください。本プログラムは、以前のプログラムを紛失した場合に限り使ってください。
アーカイブを解凍して得た Ra223dng.exe を MS-DOS上で実行します(Windowsコマンドプロンプト上は不可)。コマンドラインにフロッピードライブ名つきで実行します。それが A:ドライブなら、
Ra223DNG A:
です。
FDローダアプリ仕様ですので、フロッピーをドライブに入れ、[ESC][HELP][8]押しで電源を入れると実行を開始します。開始画面で R のキーを押すと 以前に書き換えた RaU23/N30のITF/BIOSのパターンを検索してパッチあてを行います。パッチに成功すると、チェックサムを改めて計算して所定位置に戻し、ブロック単位で消去し、書き込みます。なおブロック消去時間中はbeep音が1秒〜2秒鳴り続けます。すぐ鳴り止めば異常ではありません。
書き込みに要する時間はROM品種やCPUにより異なります。AMDや富士通製フラッシュROMチップの場合、書き込み時間は数分かかることがありますので、あきらめて途中で電源を落としたりしないようにしてください。中断すると再起不能となります。
著作権は保持しますが、フリーソフトウェアですので、自由に使用してかまいません。ただし不特定多数がダウンロードできる場所に置く(公衆送信可能な状態にする)ことは、以前のRa223upgについてもRa223dngについても禁止とします。
このソフトを使用したことによる損害(起動不能・動作不良・本来の仕様外の動作など)に関し、作者は一切責任を負わないものとします。自己責任でお使いください。 書き込み中の不用意な電源断、メモリ動作不良、CPU接触不良などは書き込み失敗の原因となりますが、それらは使用者の責任に帰することとし、作者はいっさい責任を負いません。