久我山昔話






　　　　　60 年前の久我山は
北風が強い日は､畑の土が舞い上がり､畳はザラザラでした｡
空の色が茶色になると､雑巾を用意しました｡人見街道〔当時は久 我山街道〕は砂利道・井の頭線は田んぼの中を走ってました｡（平成24 年3月 38）


　　　 ゴミの収集は大八車

昭和31年 井草5丁目5番地付近の写真
(杉並区立郷土博物館所蔵)

  
60年前は､家庭ゴミを チリン・チリンと鐘を 鳴らして大八車(だい はちぐるま)〔車輪の 大きい人力荷車〕を引 いて集めておった｡木 やコンクリートで出 来たゴミ箱が各家庭 に有って､ 職員が竹カ ゴとかき板で生ゴミ を集めて回っていた のだ｡
古新聞は､焚きつけや 落し紙〔トイレ用紙〕 に利用し､ゴミにはな らなかったぁんだ｡
(筆者は､当時 コンクリート製のゴミ箱の配送をしていた)（平成 22 年9月 21）





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