久我山昔話





    いたち
小顔で前足を揃えて立つ可愛い姿のいたちは、昭和30 年頃までは、 久我山 で見られた。 鶏小屋に入り、大切な鳥をおそった。キラ キラ光る鮑の貝殻の内側を吊るして、いたち除けにしていた。(平成31 年4月 122)


    三角乗り
 

画像提供:自転車文化センター

 
昭和 30 年代は、自転車が貴重 だった。子供用は、ほとんど無 かったんだ。
子供は考えた。大人用自転車 のペダルとサドルの間の三角 に片足を入れ車体を傾け三角 乗りをした。
サドルに座ると足がペダルに届かないからさ~~~。(平成28 年6 月 88)


久我山の山羊(やぎ)
久我山では、昭和30 年頃まで山羊を飼っていたんだ。
久我山稲荷神社から北へ300m位の所の秦一郎さんは、30~40 頭 も飼っていたんだ。 山羊乳を販売するので、組合をつくり組合長を していたぁんだ。久我山東自治会副会長の石原拓弥さんは、 山羊を 飼い、散歩させながら道ばた、田圃、井の頭線の土手等の草を食べ させていたんだ。 (秦正夫・石原拓弥談)(平成29 年8月 102)








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