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 MJ誌では1985年から2005年の20年間、評論記事と製作記事を書いた。最初の編集長大泉さんは物分りの良い立派な人だったし、次の中澤編集長も、拙著「FETアンプ製作集」、「半導体アンプ製作技法」、「ビジュアルシステム応用百科」の三冊を刊行してくれた恩人でもあるが、思わぬ病気で発病後一週間の突然死だった。その後も製作記事、オーディオ評論記事を書き、丁度20年間MJ誌とは、付き合いがあった。
 書棚の上の ↓ 模型は、兄の作った戦艦大和。置き場所がないと言って、こんな所に置いて行った。
                 MJ誌1995年3月号巻頭グラビアの一部より
その他のグラビアページに掲載されている写真のタイトル1ページと2ページ目はこちらに載っている。
 
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自伝とは全く関係ないが、いま2025.10.25付msnに非常に重要な記事を見付けたので、記しておきたい。
内容は次のようなものだった。
アメリカのミズリー州にあるProEnergysy社は使用済の廃棄処分されるジェット機のジェットエンジンを改良し、発電機にして、1基で約3万世帯以上の電力を供給しているそうである。現在既に21基稼働しているとのこと。
ジェット機のエンジンは非常に効率が良いので、火力発電や危険な原子力発電より遥かに有利だ。なお燃費は灯油に近く、
ガソリンよりも安い。日本もProEnergysyに続け、と主張するのは私だけだろうか。
 
もう1点、2025.11.18付msnに掲載されていたクリーンエネルギーについて述べておきたい。風力発電は風の無い日は発電出来ない。太陽光発電は雨の日、曇りでは太陽光は得られない。いつでもどこでも得られるエネルギーに “重力” がある。
この重力エネルギーを発電に使う研究が成功した例がある。すでに各国でも研究開発が終わり、実用化にむけて進んでいる。
米Travitricity社は鉄塔を建てて、その上部に重い鉄球(鉄球でなくても良い)を、通常電力に余裕のある日に持ち上げて設置し、電力需要の大きい日に鉄球を下ろす。この重力エネルギーで発電する装置である。漫画のような発想であるが、私は感銘を受けた。何も鉄塔でなくてもよかろう。自然の崖か坂道でもよい。効率はどのくらいか書かれてないが、日本は山国であるため何処でも出来る。