化粧ブロック塀破損撤去→改修 その2




過去にもブログで紹介しましたが、道路に面している化粧ブロック塀がひび割れてきて

ホームセンターでセメントを買ってきて塗ってはみるものの

どうしても気になると今度は別のお客様から相談がありました

やはりこちらも施工してから約40年が経過した古いブロックで

あの震災の時、津波によって浮遊した多くのがれきがあたったそうですがなんとか原形はとどめたものの、

押された圧力で湾曲してしまっています  津波の力は恐ろしいものです。。。

 

こうなると前回もお話ししましたが一旦壊れた物は応急処置では対応できないのでブロックを解体撤去し

新たに積み上げるやり方を提案させていただきました

いざ解体しはじめると中は空洞だらけでモルタルがちゃんと入っておらず、鉄筋も短いのを継ぎ足しており役目をなしておりません

せっかく入っていても腐った状態です

これでよく保っていたと思うとぞっとします

他の業者さんを悪く言いたくありませんが大変ずさんで、どうせ見えなくなってしまうからいいや、、、といった印象で、

弊社では考えられない施工でした

 







そこで弊社では既存の基礎へ新たに太い鉄筋を50cm間隔で増設しました




新しく積みなおす化粧ブロックももちろん、幅の広い材料を選択し目隠しフェンスなので風圧にも耐えられるように配慮しました

 


これで倒壊する心配もなくなり景観も改善されました

この市道は小学校が近く通学路にもなっており、朝夕は多くの子供達が行き来します

放置して万が一、風であおられてそばにいた歩行者にブロックが当たったらとおもうと。。。やっぱりゾッとします

地震や台風は人間の力で無くすことはできませんが被害を最小限にとどめる「減災」はできるはずです

気になっている方は早急に直すことをおすすめします


ブロック塀の改修を検討の方はぜひ弊社へご用命ください

正確・安心の施工をお約束します!






2018年06月06日