
6時前。ベッドから起きて窓のカーテンを開けた。
「雨降ってるかな」
そう思って半ば諦め顔だったんですが…、
なんと水平線のところが明るくなっている。え?晴れてる?
外に出て見れば月が。

この日、月齢23.6、下弦の月。月の出は0:50ですから今まさに中天に。
晴れたか~!
いやちょっと驚きました。昨日の夜見たネットの予報ではウエザーニュースもウエザーマップもtenki.jpも「朝から小雨」って言ってたんですよ。天気予報って当たらないもんなんですね。それとも私の「晴れ男パワー」が勝ったかな。よく見れば南の四国本土、丸亀あたりには暑い雲が。予報より雲が南に動いたということか…。

日の出は6:36。

凪の時間とはいえちょっと肌寒いけど、陽の光が入るとその輻射熱の恩恵が。
猫たちはよく知ってますね。夜に冷えた体を朝日の光で温めるために堤防の上に登るのは島猫の習性。彼らには晴れるというのがわかっていたんだろうなぁ。

備讃瀬戸の海がオレンジ色に染まる。さあ、今日も島猫たちの一日が始まります!

本浦の港。もうすぐ朝一番の船が来る。

多度津と佐柳を結ぶ船便、始発の1便は多度津を6:55に出て長崎に7:50に着きます。そして長崎から本浦に回航して本浦8:05発。多度津には8:55に着きます。佐柳の人たちは買い物や病院通いなどで多度津に行く用事があるときはほとんどこの朝一便で行きますね。この後10時の2便もあるのですが、それだと多度津に着くのが10:50。病院だと診察時間との兼ね合いがあるからちょっと遅いし、本土での滞在時間が短くなります。朝8時の船で行って夕方15時前の船で帰ってくるというのが一般的です。

今日も病院通いや買い物で船に乗る人たちが桟橋へ。
「気を付けて行ってきてね」とばかりに見送る猫。

空はきれいに晴れました。
昨日の天気予報はなんだったんだろう?

こんなにいいお天気になるなんて…ねぇ。(^^;

陽射しの暖かさに猫たちもホッとした様子。よかったね。


猫たちも朝のゴハンの時間。
ネコノシマホステルの村上さんもあちこちのお皿にカリカリを入れていきます。

さあ、私もホステルに戻って朝食♪
ホステルの猫たちも朝ゴハンを終えてマッタリ中。

この大きなテントはもちろん猫用。雨の予報が出ていたので出したらしいんだけど、必要なくなっちゃったね。

ここの猫たちは幸せだ~。
昨日仔猫を見た場所に戻ってみると、いました。

あれ?

よく見ると昨日の子とはビミョーに違う。鼻筋の毛色が…。それに昨日の子は右目がちょっと不自由そうに見えたし。

どうも兄弟姉妹の片割れのようで。
猫はふつう一腹で4~5匹の子を産みますからあと2~3匹いても不思議じゃない。滞在中に他の子にも逢えるかな?
昨日の子はちょっとおっかなびっくりみたいなところあったけど、この子は社交的?で。

私の前で小さな枝をしゃぶって一人遊びしてました。仔猫ってなんでもおもちゃにしてしまうんですよね。遊びの天才。

それにしてもほんとにいいお天気。

風もほとんどなくて、海面はこのとおり鏡のようで。

ほんとに昨日の天気予報が冗談みたいで。「雨が降って海上は風も強いでしょう」なんて言ってたんですよ。全然違うじゃん。(^^;
晴れたら晴れたで猫の顔の凹凸で影ができちゃうんだけど、それは贅沢な悩みかな。


晴れて風もなく、まさに小春日。
着ていたトレーナーを脱いで首に引っ掛けて。気温は何度あったんだろう?


ホステルで昼食を取った後、午後は長崎へ。
途中の海岸で見たアオサギ。このあたりで時々見かけます。潮が引いてるときは魚を狙って岩場によく下りてますね。

向こうに見えるのは小手島と手島。手前にある小手島にはそこそこ猫もいるようですので佐柳で4日過ごしたら、その翌日に行ってみようかと思ってます。
長崎港の入り口にいた二匹。

そこからちょっと離れた場所で仔猫発見。これがまた小さな子で…、まだ生後2か月経ってないかも。

この白い子がお母さんかな?

ふと横を見るともう一匹。

すごく懐っこくて、撫でさせてくれました。こんなに小さいんですよ~。

あれ?もう一匹いる。

この仔猫たちの世話をしているのはすぐそばにあるお宅の方のようでした。話を聞いてみると全部で4匹いるとか。生まれたのは9月の半ばだと言いますから、やはり生後2か月ほど。
ネコジャラシ振ってみました。(^^;

よく遊びます♪
いわゆる「秋生まれ」の子。
5~6月に生まれる「春生まれ」の子に比べると生きていく上ではちょっと不利です。
これから冬が来る…温暖な瀬戸内といえども仔猫にとってやはり冬の寒さは厳しい。「春生まれ」の子は冬を迎えるまでに6~7か月齢になっていますからある程度体が出来上がってきていますが、「秋生まれの子」は3~4か月齢で冬を迎えなければならない。この差は大きいんですよね。ただでさえ、初めての冬を越すことのできる仔猫は生まれた数の2~3割程度と言われていますから体の小さい秋生まれの子は…。
それが自然の掟でもあり自然界の法則でもあるんですが。


なんとか頑張って冬を越してほしいものです。

このサビ猫ちゃんは親戚かな?
島猫は親戚同士で仔猫の面倒を見ることがありますからね。
仔猫たちに足止めされて?港の入り口で時間を過ごしてしまいましたが、港には他の猫たちもいます。


そしていつもの墓地横の道。

本当に海がきれい。今日こんな青い海を見られるとは思わなかったです。ラッキーでしたね。
やわらかい小春日を浴びてマッタリ。

ここには「猫のテラス」があります。(^^;

猫専用リゾート?


集落の方が猫たちのために設置してるんですよね。
長崎も集落の人の数が減りました。今は20人を切ってるんじゃないかな…佐柳島全体でも住民の数は60人ほど。私が来始めた頃から比べると半減してますね。瀬戸内の島はどこもそうだけど十年先のことを考えるとちょっと心配。若い人が移住してきているこの島はまだいいほうかもしれないけど。
本浦に戻って。
だいぶ日が傾いてきました。

背中に日を浴びて…この時間帯、朝のように堤防の上で過ごす子がまた増えてきます。

夕方の船が出ていく。朝の船で多度津に行った人たちは帰ってきたかな?

天気予報が外れたおかげで思いがけず好天に恵まれた一日でした。明日も予報は「曇り時々雨」になってるけど…どうなるかな。
本日の夕食。
天ぷらです♪

夜はちょっと風が出てきて冷えました。早めに寝ましょうか。