身近な現象から知る地球

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4月18日は「発明の日」です。

現在の特許法にあたる「専売特許条例」が1885年4月18日に公布されたことに由来します。

これに因み、毎年、4月18日を含む月曜日から日曜日までの1週間は「科学技術週間」とされ、

科学技術についての理解と関心を深めるために、

全国の科学館・博物館などの施設では、科学技術に関するイベントが実施されます。

(今年の「科学技術週間」は、4月13日〜4月19日)



この科学技術週間に合わせ、文部科学省は、毎年、

科学の知識を親しみやすく示したポスター「一家に一枚」を制作・配布しており、

科学館や博物館に行けば、もらうことができます。



2026年のテーマは「元素の周期表」・・・と思っていたのですが、私の勘違い。

4月14日に、大阪市の長居公園内にある「自然史博物館」に行ってきたのですが、

正しい今年のテーマは、「身近な現象から知る地球」でした。 失礼しました!

(昨年のテーマは「量子と量子技術」でした。)



4月5日(日)、4月12日(日)の2週にわたって、

NHKが富士山の噴火に関するドラマを放送していました。

富士山は、1707年に起きた宝永大噴火以来、300年以上、噴火しておらず、

次の噴火が、いつ起こっても不思議でない状態と言われています。



日本には、111の活火山があり、そのうち、富士山を含む50の火山が常時観測の対象となっています。

火山の噴火を予め知ることができれば、事前に安全なところへ非難するなど、対策がとれます。

問題は、火山の噴火を、どのようにして、予知したら良いのか?・・・です。



2010年、東京大学地震研究所に、高エネルギー素粒子地球物理学研究センターが設立されました。

この研究センターが行っていることの1つに、素粒子ミューオンを使った火山の透視があります。



宇宙から飛んでくる宇宙線が大気中の原子と衝突すると、いろいろな素粒子が発生するのですが、

ミューオンも、その1つです。 高エネルギーであるが故に、岩盤をも通り抜けます。

ただ、密度の違いによって、通過するミューオンの数が異なります。

密度が低いところを通過する場合、あまり減らずに、多くのミューオンが通過しますが、

密度の高いところですと、多くのミューオンが通過できなくなってしまいます。

したがって、通過後のミューオンの数を数えることによって、

通過してきた物体の密度を知ることができるのです。

物体の密度が分かれば、その物体が、どのようなものであるか推測できます。

火山内部にあるマグマの量も把握できるというわけです。



直感的な説明は、こんな感じでしょうか。

さて、細かい理論も含めて、もう少し「ミュオグラフィ」を学んでみましょう!


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