かえるの学校
かえるの学校全景
「かえるの学校」造成作業
茨戸川「とんぼの学校」の対岸に、車のタイヤ痕のくぼみにエゾアカガエルが産卵しに来ていたことがきっかけで、「かえるの学校」はエゾアカガエルの産卵場所(ビオトープ)として作られました。
2006年の9月、悪天候の中スコップを使って人力で池を広げました。
エゾアカガエル
エゾアカガエルのオタマジャクシ
ニホンアマガエル
出来上がったビオトープには翌年もエゾアカガエルが産卵しに来ましたが、ビオトープ内の水はすぐに干上がってしまいます。
そこで、当時酪農学園大学環境システム学部生命環境学科の佐藤知宏さんと、本会理事長である当時札幌旭丘高校の綿路昌史先生が中心となり、毎朝近くの茨戸川からバケツで水を汲み上げ、ビオトープの水が干上がらないようにしました。観察会などのときは参加者の方々と共にバケツリレーで水汲みをすることもありましたが、ほぼ全て2人での川とビオトープとの往復作業でした。
4年間水汲みは続きましたが、遮水シートを敷き、池をさらに拡大する工事が2011年に行われ、ビオトープの水は干上がらなくなりました。 /
茨戸川から水を汲み上げています
汲み上げてきた水を運んでいます
新しくなった「かえるの学校」