蛇峠山(じゃとうげやま)1664m [南信] |
蛇峠山は1997年の早春に登っている。2月に犬を連れてXCスキーで車道をたどったが、雪が深くて意外に時間がかかり、山頂まで行き着けなかった。 さて、今年は老母の介護をしているので、ゆっくり山に登る時間が取れない。ということで手軽に登れる蛇峠山へ。そろそろ紅葉も始まる頃だろうし、空気も澄んできたことなので展望も期待できそうだ。 |
蛇峠山へは山頂にレーダー施設などがあるので、治部坂高原から車道が通じている。別荘地を抜け、狭い道ながら馬の背の車止めまでかなり高度を稼ぐことができる。
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登山口の反対側の高みが馬の背で、登ってみると展望が良い。大川入山のピラミダルな姿がかっこいい。その後に山頂だけ覗いているのは恵那山だろう。
この方角からだと尖って見える。天気はいいのに、残念ながら中央アルプスは山頂に雲がかかってしまっている。
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馬の背から蛇峠山山頂方面
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車に戻って支度をし、車止めの左手の登山道に入る。道は尾根の上に付けられているが、登りはじめは意外に傾斜がきつい。周りは落葉樹が多く、ダケカンバなどは既に葉を落としていて、紅葉のピークは過ぎかけている感じだ。しかし落ち葉を踏んで歩くのもまた気持ちがいい。
登山道は2回ほど車道に出ながら高度を上げていき、山頂付近になると舗装された車道の上を歩くことになる。
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登山道
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ハウチワカエデ紅葉 |
アルプス展望台
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建設省のレーダー雨量計の大きな建物の後ろに回ると展望が開ける。アルプス展望台と言われているところだ。大川入山から南アルプス南部まで180度の展望が開けるが、やはり高い山の山頂には雲がかかっている。八ヶ岳あたりまで見えているようだが、天気が良すぎて靄ってしまっている。
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南ア(右から聖岳、赤石岳、悪沢岳)
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蛇峠山三角点方面 |
薮っぽい道を少し下って登り返すと再びアンテナのある建物が近づき、その右手に錆びた鉄骨造りの展望台があった。そうそう確か山頂はこんな感じだった。
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山頂展望台の上
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山頂上空から大川入山方面
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こんな状況を想定していたわけではないが、今日はドローンを持ってきたのでさっそく飛ばしてみる。
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山頂南側のカラマツの黄葉
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山頂一帯
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展望台の真上 |
ドローンからの展望に満足してアルプス展望台に戻り昼飯にする。今日は久しぶりにカップ麺。寒くなってくるとやはりこれがいい。といっても今日は日向では暑いくらいだが、まあ秋の気分である。相変わらす南や中央のアルプスの山頂部は雲の中なのが残念だが、飯田の街あたりはよく見える。
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ホツツジ
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ブナ |
昼飯を終えて、同じルートをたどって駐車場に戻る。たいした時間は歩いていないが満足度は高い。
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フデリンドウ
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治部坂高原の紅葉 |
[山行日] | 2023/10/26(木) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[天気] | 晴れ 2023年10月の天気図(気象庁) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[アプローチ] |
自宅(岡崎)
→(R248号、県道39号
)→ 足助 →(R153)→ 治部坂高原 →(林道)→
馬の背P [約90km] ・車止め前に7〜8台の駐車スペース。 |
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[コースタイム] |
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