福地山( ふくじやま) [飛騨] 1672m |
月曜日から山へ出かけるのは、土日が仕事の身には少々しんどくて、
「きっと水曜日の方が天気がいいはずだ」と、ネットの予報を睨みながら都合のいい判断をしたのだが、やはり希望的観測は外れた。 |
笠ヶ岳
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西穂高岳
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翌、水曜日。栃尾温泉の民宿から福地温泉の登山口へ車で移動。登山口の駐車場には他の車は止まっていない。 |
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登山口の駐車場 (陽の当たっている山が福地山?)
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朝市の売店 |
青だる
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古いホーロー看板が目立つ売店の横を通り抜けると真向かいにコンクリートの階段があり
、これが登山口のようだ。大きな案内板も立っている。
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始めは杉林を登る |
ミズナラ林に変わる
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次第に高度を上げると背後の山の向うから焼岳が競り上がってくる。昨日良く見えなかった槍ヶ岳も、落葉樹の梢越しに見えるようになり、雲に隠れないうちに一枚写真を撮っておく。これで一安心。
登山道は二ヶ所で谷川コースと尾根コースに分れ、登りは取りあえず展望が望めそうな尾根コースを採る。 |
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梢越しに槍ヶ岳
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第一展望台からの槍ヶ岳、大食岳、中岳、南岳 |
無然平の篠原無然の石像
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第一展望台からわずかに進むと無然平。地元の教育者である篠原無然の石像が真面目そうに正座している。
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十石山から四ツ岳方面 |
第二展望台からの穂高連峰
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第二展望台のすぐ上の小ピークが第三展望台。ここからは槍の方は見えないが、
山裾まで見えてきた焼岳が大きい。
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第三展望台からの焼岳(左)と白谷山(右) |
乗鞍岳展望台から乗鞍岳山頂アップ
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山頂からのパノラマ
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山頂からはこれまで見え隠れしていた山々が全てパノラマに広がる。これは素晴らしい。曇り空で雪の輝きがないのが残念だが、まあこれだけ見えれば満足できる。 |
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福地山山頂
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左から涸沢岳、奥穂、前穂、明神岳
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広い山頂には登山者が作ったベンチ状の雪の段があちこちに残されていて、その一つに腰掛けて山を眺めながら少し早い昼飯にする。カップヌードルを食べながら、改めて贅沢な眺めだと感じる。
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笠ヶ岳 |
焼岳
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下山は登りに使わなかった谷川のコースで下る。総じてこちらの方が歩きやすい。登山道は全体に緩やかな勾配で造られていて、結局、最後までアイゼンを着けることなく下ってしまった。 |
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谷川コース(標高の低い方)の休憩所
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[山行日] | 2019/2/27(水) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[天気] | 曇り 2019年2月の天気図(気象庁) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[アプローチ] | 26日
中部縦貫道 高山I.C. →(R158、R471、県道475)→ 新穂高温泉(ロープウェイで アルプスの眺望を楽しむ)新穂高温泉. →(県道475)→ 栃尾温泉 *高山ICから直行すれば[約48km]
27日 栃尾温泉 →(R471)→ 福地温泉・福地山登山口P [約4km] |
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[コースタイム] |
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[地図] | 焼岳(1/25000) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[装備] | ダブルストック、アイゼン(使用せず) |
[温泉] | 荒神の湯 ・栃尾温泉の歓迎アーチの正面にある、蒲田川の河川敷の露天風呂。 ・湯舟と脱衣所しかない。 ・入浴料200円。(管理協力金) ・開放的で気分がいい。 |
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[風景印] | 栃尾局 (高山市奥飛騨温泉郷栃尾339−41) ・図案 |