藤原岳(ふじわらだけ)2 [鈴鹿] 1140m |
同業のNom君に誘われて、Kawさんと3人で藤原岳に登ることになった。 |
大貝戸登山口に到着したのは9時過ぎ。平日にもかかわらず、既に登山センターの駐車場は満車状態。さすが、花の百名山。早春の花が目当ての登山者が多いようだ。 |
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登山口の神武神社
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登山口の神武神社に登山の無事をお願いしてから横の登山道を登り始める。 |
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コツクバネウツギ
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KawさんとNom君は二合目、四合目などのポイントで休みながら待っていてくれるので、その度に追いつきはするのだが、歩き始めるとすぐにまた置いて行かれてしまう。それなりに速く登ろうとは思うのだが、無理は効かない。まあ、知った道だからゆっくり行こう。Nom君は初めての藤原だが、Kawさんは登ったことがあるようだし、一本道だから迷うこともないだろう。 |
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ミヤマカタバミ
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藤原岳に登るのは4回目になる。最初に登ったのは就職して間もない1981年のことで、職場の人に誘われてフクジュソウ詣でに来たが、雪が多くて山頂まで行けなかった。調べてみたら今日と同じ4月12日だった。 翌年の1月に初めて山頂を踏み、3回目は3年前の2月。この時はスノーシューで天狗岳に登った。よく考えるとあまりいい季節には登っていないが、まあ、花を見るなら今がいい時期なんだろう。 |
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四合目付近のミズナラの新緑
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八合目で大休止。聖宝寺からの道と合流する。 |
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八合目、コバイケイソウ群落
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フクジュソウ
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ヒロハノアマナ
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ハナネコノメ
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キバナノアマナ
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昔もこの辺りでフクジュソウを見たように思うが、もっとたくさん咲いていたような気がする。今年はもう時期が遅いのか、それとも花が減ってしまったのか。そのあたりは良く分からない。 九合目から上にもフクジュソウは咲いているが、やはり数は多くない。 |
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九合目で展望が開ける
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藤原山荘まで登るとやっと山頂が見えてくる。昔は山頂のピークを展望丘と言っていたような気がする。少し風当たりが強くなった。そこそこいい時間であるが、山頂まで登って昼飯にすることにする。
広い山頂部は疎林状態でまだ冬のような裸木が立っている。緑色をしているのはアセビだけだ。大きなものは3m以上の高さがあり、いっぱいに花をつけている。 |
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トイレの向うに藤原岳山頂
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アセビの大木
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山頂間近(背後が山荘のあるピーク)
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山頂ピークに立つとやっと鈴鹿の山並みが見渡せるが、今日はモヤっていて遠望は利かない。
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山頂にて
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山頂から東側の丘、すぐ先はもう採石場
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今日もカップの出前一丁を食べながらふと目の前の灌木の根元を見ると、枯草の中にミノコバイモが咲いていた。田中澄江が藤原岳を花の百名山に加える理由のひとつにした花だ。 |
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ミノコバイモ(アワコバイモ)
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天狗岩の向うに御池岳 |
山荘裏のカレンフェルト
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藤原山荘まで戻ってきたが、もう一度休みをとってコーヒーブレイク。登って来た時よりも人が増えて賑やかになっている。下山者が多いが、まだ登ってくる人もいる。 天狗岳への道も面白そうだが、本日は少々寒いしここまで。下山にかかることにする。 |
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オニシバリ
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下山もKawさんが早い。あっという間に姿が見えなくなる。Nom君も自分が花の写真を撮っている間に距離が開いてしまう。まあ、登りのようにどこかで待っていてくれるだろう、と思っていたが、八合目にも四合目にもいない。 降りてから聞くと、Nom君は10分前、Kawさんはもっと前に着いたと言う。いや〜、脚力のなさを痛感されられるなあ。 |
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ヤマザクラ
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[山行日] | 2018/4/12(木) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[天気] | 高曇り 2018年4月の天気図(気象庁) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[アプローチ] | 新名神・東員IC
→ (R365号、R306号
) → 大貝戸登山口駐車場 [約17km] ・20数台駐車可能。 ・登山者用休憩所があり、トイレ、靴洗い場など完備。 |
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[コースタイム] |
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[地図] | 篠立、竜ヶ岳(1/25000) |