セネガル便り 第4便 次へ  2003.07.08更新
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5月31日 風と共に去りぬ 嵐を呼ぶ女
5月2日に10年ぶりに日本へ帰ってきた妹は、東京の姉の家に落ち着き治療に専念した結果、思いがけない経過で症状も好転し、結局日本へ4週間いただけでまたセネガルへと帰って行きました。
この間、東京の知人と会い、愛知県の家族、親戚と会い、この「セネガル便り」のきっかけとなった原瑞穂さんとも再会し、まだ大多数の日本人が訪れたことがないであろう「六本木ヒルズ」さえも見学していきました。
また、ちょうど訪日していたセネガル大統領ご夫妻のプライベートタイムのお相手をもつかまつり、当日まで着ていくものがないよ〜と大騒ぎでした。

帰国前日の当直では30年間のドクター生活で初めてという珍しい症例に遭遇したり、帰国当日の5月31日には季節外れの台風が接近し、フライトできるかやきもきしたりと、とても偶然とは思えないような出来事が次から次へとありました。

セネガルに戻ってからも2週間の間はすぐに奥地へ出かけなければならなかったそうで、6月中旬にようやく自宅で一段落となったようです。

その後はぼちぼちとメールをやりとりしていますが、ようやく本人も我々家族ももとのペースを取り戻しつつあるといったところです。

現在7月から10月は雨季に入っているはずですが、私の調査によれば、それでも年間降水量は400mmちょっとしかありませんから想像よりははるかに雨は少ないのかもしれません。
日本にいる間も毎日のように忙しく病院通いと、帰国歓迎会と、送別会に追われていたようで、ほとんどセネガルの様子を聞くこともなく、以前と同じようにメールで質問しあっているとは滑稽です。

最後に家族で食事をした時の写真を一枚掲載しておきます。
左から、姉、お店のマスター、父、マスターの奥さん、マキータ、ドクターくんです。