第5便 次へ 2003.12.29更新
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12月24日 Joyeux Noel(メリークリスマス)
セネガル在住10年になる妹から久しぶりの便りが届きましたので紹介します。
私の高校時代の同級生の間で「2-4メルワガ」と称するメールのやりとりをしていますが、そこ宛のメールです。(2003年12月24日記)
○○様
こんにちは。
ご無沙汰しておりますが、メールはいつも拝見させていただいてます。
さて皆さんの中に割り込む勇気もなく
私がメールを出すことは滅多にありませんが
豊橋で降った雪のことや本日のクリスマスのメールを読んで
久々に皆さんにメールを出す気になりました。
横着をして誠に申し訳ございませんが
下記のメールを添付ファイルつきで2−4MLの方々にお送り下さい。
また帰国のさいはいろいろご心配をおかけしましたが
セネガルに戻ってからはまた元気に仕事をしております。
最近△△さんとWebカメラを使って話をしました。
○○さんもお時間がありましたらいつかWebカメラを取り付けて
お話したいですね。
では御面倒をおかけしますがよろしく。
「メリークリスマス!!」
******************************
2−4MLの皆様へ
Joyeux
Noel(メリークリスマス)
10年ぶりの帰国のさいには皆様にご心配をおかけしながら
その後何の連絡もせずごめんなさい。
セネガルに戻った(自宅着は夜中の1時半)翌朝から2週間
日本のコンサルタント会社の方とダカールから約200Km以上離れた村に
ODA小学校建設案件で2週間も出張をし、尚且つ一番恐れていた
呑気にセネガルを離れたらもう仕事はこないかも・・・ということもなく
順調に忙しくしておりましたので(ホッ!)つい挨拶が遅くなってしまいました。
その節は本当にありがとうございました。
またご丁寧にお見舞い電話を下さった方もあり、とても恐縮しております。
さて今日はクリスマスイブ。
先日は懐かしの豊橋で雪が降ったと聞き、私もその昔兄達と夜中に雪合戦をしたり
雪だるまを作った事を懐かしく思い出しておりましたが
肝心の今日はとても暖かく「ホワイトクリスマスイブ」にはなりそうも無いという
××さんからのメールを拝見して私もセネガルのクリスマスをちょっと皆様に
お伝えしようと言う気分になりました。
(というのも、今月9日からの出張そしてそれに伴うレポート書きが大量の
資料のためず〜っと徹夜続きでわがスタッフもみな疲れ気味。
私も少し気分転換が必要なのでつい「ホワイトクリスマス」の文字に
気が惹かれてしまったのです。休息,休息。笑)
セネガルでは勿論皆さんが想像されてるように「ホワイトクリスマス」は
不可能です。
しかもイスラムの国なのですが24日はどこの家族もいつもよりご馳走を作り
そして若者は夜中からディスコに繰り出して朝まで踊るというのが一般的です。
私の現地の友人などは我が家でたっぷりとアルコールを飲んで
どこからもコーランの響きが聞こえてこないような光景です。
(だからこれからお酒の買出し・・その前に銀行へ・・・)
たった今、仕事の疲れを癒すためべランデに出てみたら
クリスマスツリー売りが現れました。
カメラを持ってくるのに少々時間がかかってしまったので
後姿ではありますが、日本では絶対お目にかかれない
バナバナと呼ばれる路上を歩く物売りをご紹介したくて
添付フャイルにてお送りします。
物売りがキラキラ輝くモールの飾り物やツリーを持っているのが見えるでしょ。
(大きな絨毯、扇風機、夏などビニール製の膨らませた後のプール等々彼らは
何でも手に持って歩きながら売るのです。ちなみにこの国で私がどんなに貧乏し
てもしたくない仕事No1です)
本日のセネガルは晴天。
こんな日のクリスマスはなんとよんだらいいのかしら?
是非ぴったりくる呼び名を付けてください。
○○さんいかがですか?
皆さん少しはセネガルのクリスマスの感じが伝わりましたか?
でもやっぱりクリスマスは手袋にマフラーをつけて町をさまよいたいですね(うふふ)
それでは又の機会に・・・。
PS・・・そうそうアラスカ在住の友達から連絡がありました。
今年のアラスカは暖冬で屋根にたっぷり雪が積もったそうです。
彼は20年もアラスカに住んでいますがこんなことは初めてだそうですよ。