第2便 次へ 2003.3.17更新
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セネガル在住10年になる妹からの便りが届きましたので紹介します。
料理自慢の彼女が作った料理を味わってください。(2003年3月17日記)
3月13日 イスラムの大晦日 チェレについて
本日はイスラムの大晦日です。
セネガルでは子供が仮想して家々を回ります。
昼間は普段と同じように仕事に出かけていますが各家庭では昼食が終わった頃から女性達は忙しくなります。
というのも今日はどの家庭もチェレという粟(ミレット)から作った食べ物を食べるからです。
これは日本の皆さんには全然なじみの無いものですがモロッコのクスクスを知っている方がいたらそれに似た感じで、セネガルクスクスという人もいますが写真を添付しますのでそれから感じ取ってください。
このチェレは田舎では日常の食べ物でお米の買えない家庭では朝から食べるようです。
しかし今日のチェレはそれにかけるソースの凝っているのが特徴。
まずこのチェレですが粟を少量のお米と混ぜてから洗い、今でこそ都会では機械でつきますがそれが無い所は臼で叩き粉にします。
その粉は直径40センチ以上もあるひょうたんのようなもので作ったボールの中にいれ、そこへ本当に少量ずつ水をいれ手でサクサクと混ぜるとなんと不思議!
小さな粒々になっていきます。
これは当然熟練のいるもので都会っ子ではこれができない人も増えています。ここでできた粒々を何回も蒸してチェレはできるのですが、特別のチェレの中にはそこへレーズンや豆やとっても小さなミンチボールのようなものを混ぜておきます。
これにトマトソースをベースにしたソースをかけて食べるのですがどの家庭でも作っているのに親戚やお友達の家からもそれぞれのチェレが届き私たちも同じように自分の作ったチェレを配ります。
これを食べたらさて今度は男性は女装、女性は男装をして音のでるような空き缶やポリバケツのようなものを棒で叩きながら家々を回りお米や石鹸やお金やその他もろもろのものをもらいに回ります。
これはイスラムの習慣ではありませんが、楽しみ好きなセネガル人が大晦日を楽しむために考え出した風習です。
もっともチェレを必ず食べるといったこともセネガルオリジナルです。
元旦をタマハリッドと呼びますが今晩からタマハリッドといって夜になるにつけ人々はうきうきしはじめます。
このチェレを食べ損なうとこれからの1年間常に空腹を味わうとされ今日はどんな貧しい人でもたらふく食べるからよけい幸せそうに見えますね(笑)
私は小銭を用意して今晩尋ねてきそうな子供達に渡すお年玉を用意しなくてはいけません。
とても綺麗に女装した子供にはつい沢山のお年玉を上げてしまいます(笑)
その昔何万も取られて飲んでいたオカマバーのことを思い出したらこんなことは
お安い御用!!(爆笑)
さていかがですか?
少しはセネガルの大晦日が感じられたでしょうか?
日本のように落ち着いた正月はもちろん懐かしいけれどこんなに貧しい所でも愉快に迎えられるお正月・・・・素敵でしょ!
