(2024年12月28日版)
 子どもの発達講座.net
 発達講座2024@名古屋(5回集中講義)  
  テーマ:乳幼児期・児童期・思春期の発達の魅力をとらえた保育・教育
           子どもたちの「言葉にならない言葉」を受けとめる
    国際連合は21世紀に入った2001年から2010年までを「世界の子どもたちのための平和の文化と非暴力の10年」と提起しました。その後、「すべての人びとに教育を」と各国に呼びかけました。
いい保育実践は、性能のよい一眼レフカメラで鮮明な美しい写真を撮影することにたとえられます。「フイルム」は保育内容、「シャッター」を切るのは保育者。「発達を見る」とは、対象に正確に焦点を合わせる営みといえるでしょう。ファインダー(私の眼)から見える子どもは、私たち次第で変化します。「発達を学ぶ」ことによって、私たちの眼は豊かになり、子どもは新たに発見されます。そして私たちは子どもだったのだから、子どもの発達の理解は、私たち大人自身の未来を新たに発見することにつながるでしょう。過去が新たに発見され、未来が新たに構想されていきます。
 今年度は、子どもたちの「自己信頼性」(自分の価値を発見し尊重する力)と「社会性交流性」(自分と世界とのつながりをつくる力)の育ちが発達をどのように支えているかに焦点をあてて、子どもたちの発達の重要なポイントと、発達を支える保育・子育ての最も基本的なしくみを学んでいきましょう。(講師より)

【日時と概要】(*講座を受講された方へは「受講証」を発行します。ご希望の方は、お申し込み時にご連絡ください。)
 
   【第1講義】2024年11月17日(日)10:00~16:00(受付:9:30から)
    乳児期前半(06か月)「人知り初めしほほえみ」+「ラストメッセージ」
  
   【第2講義】2024年12月15日(日)10:00~16:00(受付:9:30から)
  乳児期後半(612か月)「我知り初めし手指の働き」+「夜明け前の子どもたち1
  
   【第3講義】2025年1月12日(日)10:00~16:00(受付:9:30から)
  幼児期1(13歳):「自我の拡大と充実」+「夜明け前の子どもたち2」
  
   【第4講義】2025年2月22日(土)10:00~16:00(受付:9:30から)
  幼児期235歳):「自励心と自制心を育む」+「夜明け前の子どもたち3」
  
   【第5講義】2025年3月16日(日)10:00~16:00(受付:9:30から)
  児童期・思春期:「9歳の飛躍」「14歳、心の中に秘密の小箱」
  
  ≪会 場≫名古屋市立大学
  【講 師】 田中 真介 氏 (京都大学国際高等教育院)
 
 お申し込み・お問い合わせ先
 
子どもの発達講座.net 事務局
eメールアドレス:wa_☆dev-koozanet.sakura.ne.jp / Fax(072) 643-2245
           (※メールアドレスをコピペなさる際は、☆を@に変換してください)

  講師紹介~ (たなか・しんすけ)氏 (京都大学 国際高等教育院)  
   発達論、神経科学、発達診断学、障害療育学を専攻。乳幼児期から児童期・青年期にいたる発達のしくみと保育・教育・療育のあり方について基礎研究を行ってきた。
  各地の保育園・幼稚園、小・中学校、特別支援学校、療育施設などで発達相談・教育相談を担当。
  著書に、「発達がわかれば子どもが見える」(ぎょうせい)、「生きることの意味」「医療被害」(応用心理学事典、丸善)、「応用心理学ハンドブック」(福村出版)などがある。

【主催】 子どもの発達講座ドットネット
                                            
 ページトップへ      ・        ホームへ