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あらえびすの会について

野村胡堂(あらえびす)

 「あらえびす」とは、野村学芸財団の設立者である野村長一(おさかず)が音楽評論などで用いたペンネームです。長一はもうひとつのペンネームを持っていました。それが「野村胡堂」です。代表作の『銭形平次捕物控』は政界や財界を含めて多くのファンを持ち、テレビドラマも人気がありました。
 「あらえびす」はもともとは昔の東北人の呼称であり、古くは吉田兼好の『徒然草』でも用いられています。野村胡堂の出身地は岩手県ですから、それににちなんでつけられたものです。


野村学芸財団

 財団法人(現在は公益財団法人)野村学芸財団は、世界文化への寄与と東西文化の交流を理念とし、若い人材の育成と新しい文化への助成を目的として、野村胡堂からの寄付による1億円の基金をもって1963(昭和38)年2月25日に設立されました。

※このページの左側のメニューに野村学芸財団のウェブサイトへのリンクがあります。


堂子会

 堂子会は、野村学芸財団の卒業奨学生による交流と親睦の会です。「堂子」には「胡堂の子供」の意と、志を同じくする「同志」の意味が込められています。野村学芸財団は、設立当初から奨学生と役員が遠足や懇親会などで親しく交流するのが特徴でした。やがて卒業奨学生の会をつくろうという機運が生まれ、1969年に東京で堂子会が発足し、1981年には仙台堂子会と岩手堂子会が誕生しました。各堂子会はそれぞれに、また互いに連絡し協力しあいながら活動を続けています。


あらえびすの会

 「あらえびすの会」は、堂子会が主催するクラシック音楽のコンサートです。野村学芸財団の創立20周年にあたる1983(昭和58)年に、恩返しをしたいという思いで有志が立ち上がり、第1回の「あらえびすの会」コンサートが開催され、その収益は財団に寄付されました。以来毎年のように開催されて現在に至っています。


野村胡堂・あらえびす記念館

 野村胡堂の出身地である岩手県紫波町に「野村胡堂・あらえびす記念館」があります。展示室では胡堂の愛用品や野村学芸財団に関する資料などが展示されています。あらえびすホールでは「あらえびすの会」が開催されたこともあります。

※このページの左側のメニューに記念館のウェブサイトへのリンクがあります。


連絡先

あらえびすの会への
ご連絡・お問い合わせは
メールにてお願いいたします。

araebisunokai@ymail.ne.jp


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関係サイト(外部リンク)
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