早朝に、JR吉原駅をスタートしますが、東海道の新道と旧道の見分けがつかなくなって
きました。
どうも、東海道の新道を歩いている感じです・・・
慌てて、iPadで検索して、広重の描いた有名な左富士へ向かう分岐点まで戻ります。
(「左富士」の説明については「6:藤沢宿」の「南湖の左富士」を見てね。)
冒頭の写真は、ようやくたどり着いた左富士橋からの富士山の眺めです。
近くに左富士神社もありました。
富士市は、旧東海道の保存に不熱心なのでしょうか?
この辺りは、旧東海道の表示が全くありません!
再び歩き始めますが、また旧東海道から外れてしまった感じで、目的の江戸時代の
老舗旅館・鯛屋にたどり着きません。
旧東海道の入口を探して、行きつ戻りつ・・・
そのうちに面倒になってきて、鯛屋をパスしてどの道でも良いから、取り敢えず、富士川橋に
向かうことにしました。
やっと、富士川の土手にたどり着き、富士川橋の長い歩道を渡ります。
富士川は、東海道で最も急流で、江戸時代の旅人は、ここの舟渡しが非常に怖かった
そうです。
しかも、やっと橋が架かったのは大正時代で、明治時代迄、この舟渡しが続いたそうです。
でも、富士川は、水がとても綺麗です。
川風を受けながら、富士川橋の長い歩道を渡るのは、爽やかで非常にイイ気分です!
富士川を渡り、JR富士川駅まで来ると、お昼過ぎになりお腹が空いてきました・・・
駅の周りの食堂を探しますが、食堂はおろか、コンビニの1軒もありません!
しまった!
吉原のコンビニでおにぎりを買っておけば良かった。
今日は昼飯抜きになるのでしょうか・・?
トホホ・・・
旧東海道は、一度、東名高速をくぐり、次に、東名高速の上の橋を渡ると、正面に海が見える
急な下り坂になり、海に突き当たって、右に進むと間もなく蒲原宿の入口です。
吉原宿から蒲原宿まで約11キロです。