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多摩川を歩く (その26) (田園調布せせらぎ公園:東京側)  2022.9.16




(写真は、隈研吾の設計による「田園調布せせらぎ館」の室内)


 



前回ご紹介した多摩川浅間神社で、シン・ゴジラのお守りと絵馬を買ってから、神社の道路向かいにある東急東横線の「多摩川駅」へ向かいます。



駅前には「田園調布せせらぎ公園」があります。



写真の右側は、「田園調布せせらぎ公園」の入口にある「田園調布せせらぎ館」で、有名な隈研吾の設計です。



この右手のせせらぎ館と、左手の多摩川駅の高架の間の道を真っ直ぐに行くと、プロテニスの聖地だった田園コロシアム跡地の「田コロ児童公園」があります。

(田コロ児童公園については、「多摩川を歩く・丸子橋」を見てね。)  


 

ここ「田園調布せせらぎ公園」は、かっては「多摩川園」という遊園地でしたが、昭和44年に閉園しました。

その遊園地の跡地に誕生したのが、この「田園調布せせらぎ公園」です。

昔、私が二子玉川に住んでいたころは、深夜残業が多かったので、よくタクシーで帰宅していました。

乗るときに、運転手さんに「二子玉川園」に着いたら起こしてくだい。」と言って、車の中で熟睡していました。

運転手さんに「着きましたよ。」と起こされて、辺りを見回すと見たことのない風景です?

当時は、東急には、「多摩川園」と「二子玉川園」という紛らわしい駅名があり、どちらの駅も東急が経営する遊園地の前の駅でした。

そんなことが2〜3回ありました・・・

 



「田園調布せせらぎ館」の中に入ります。

                 

             

先ず、腹ごしらえをしてから公園内を見て回ろうと思い、「田園調布せせらぎ館」に併設されたカフェ・ルシェロに入ります。







ほぼ満席でしたが、何とか座る事ができました。

ハンバーグカレー(1,200円)を注文しました。

余りにも暑かったので、かき氷(350円)も注文します。 



大きな窓ガラスからの景色は緑がいっぱいで気持ちいいです。



丘陵の地形に隣接する森の縁側をイメージして設計された建物で、森とのバランスを考慮、屋根を短冊のようにいくつにも分割することで周りの景観の中に
溶け込むよう設計されています。


多目的室や集会室もあります。



休憩スペースでは、縁側もあり、本を読んだりしてゆったりとくつろげます。



この公園は、南北に長く、東側は崖の台地、西側は東急玉川駅のある低地です。





この高低差は崖線となっていて、崖線からの湧き水が自然の小川をつくっています。

















公園を出ます。



公園の周辺は、田園調布の高級住宅街の一角です。





丸子橋の交差点に戻ります。



丸子橋の交差点の前の「大国堂」で、名物の「鮎のたい焼き」を買います。

(3匹で390円)







大国堂の隣の店では、釣り道具を売っています。

この辺りの多摩川では、釣りをする人が多いのでしょうか。