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多摩川を歩く (その19) (丸子橋)  2022.9.9




(テニスファンの聖地「田園コロシアム」の跡地の「田コロ児童公園」)


丸子橋を渡ります。


丸子橋は、丸子の渡しがあった場所からおよそ200メートル上流に中原街道の橋として昭和9年に完成しました。

その後、老朽化と交通量増大に対応するため、平成12年に、片側2車線の現在の丸子橋に架け替えられました。

平成14年、この丸子橋付近にアザラシの「タマちゃん」が出現し、見物客で賑わいました。



丸子橋を、川崎側から東京側へと歩いて行きます。 









河川敷では、ラクロスの部活の練習でしょうか。













川下には、前回ご紹介した東海道新幹線の鉄道専用橋が見えます。





川崎側には、武蔵小杉のタワーマンション群が見えます。









丸子橋を渡り終えた場所に上の写真の「旧丸子橋の親柱」がありました。



丸子橋の脇の丸子橋交差点からは、正面に下の写真の東横線の多摩川駅が見えます。



その多摩川駅の右横の道を、東横線沿いに田園調布駅の方向へ歩いて行きます。







その緩やかな上り坂の途中の右手に「田コロ児童公園」があります。



うっかりと通り過ぎてしまいそうな狭小な公園です。

その小公園の背後に建っている上の写真の薄茶色のマンションの辺りに「田園コロシアム」がありました。

 

ここは、テニスのデビスカップ東洋ゾーンの決勝が行われた「田園コロシアム」の跡地です。

テニスファンには懐かしい宮城、加茂などがここで活躍しました。 



上の写真の公園内の中央奥の階段状の石の台は表彰台のイメージなのでしょうか。

また、ここは数々のスポーツや音楽イベントの会場にもなって、ピンクレディー、サザンオールスターズ、チャゲ&飛鳥などが、
ここでコンサートを開催しました。


更に、私は余り関心がありませんが、ここはレスリングの聖地でもあるらしいです。

ジャンボ鶴田対ミル・マスカラス、アンドレ・ザ・ジャイアント対スタン・ハンセン、二代目タイガーマスクのデビュー戦などがあり、
アニマル浜口などもリングに上がったそうです。


しかし、その後、高級住宅街であるここ田園調布では、コンサート等の騒音問題が持ち上がり、現在の有明テニスの森公園へ移転しました。

それにしても、かってテニスファンの聖地だった「田園コロシアム」が「田コロ」?

う〜ん?、何だかな〜・・・

児童公園とは言え、「田コロ」の名前は軽すぎるよなぁ〜。



田コロ児童公園から丸子橋へ戻り、今度は、逆に、丸子橋を、東京側から川崎側へと歩いて行きます。 





川上には東急東横線・東急目黒線の橋梁が見えます。













 



丸子橋を渡り終えて、最寄り駅の東急東横線の新丸子駅へ向かい、そこから横浜へ帰宅しました。





(新丸子駅)