2005年春
鷹の渡りin立石山
更新:2005年5月17日
2005年春季に福岡県志摩町立石山にて猛禽類の渡りを観察しました。
出現状況は以下のとおりです。
5月からは毘沙門山でも観察しました。下のほうに表があります。
立石山の観察結果
5/17 少し暑いが観察日和。渡りはもう終わり?
5/16 本日は立石山南の野辺崎という海岸で観察。北東風が強い。姫島orさらに西から、南〜南東へ、海上を突っ切って渡っている。遠方を通過するため発見しにくい。北東風が強いと立石山付近にはやってこないと思われた。
5/15 ハチクマは10:30-11:30に出現。北東風が強くなったからか、以後現れず。
5/14 午後より出始めた。
5/13 開始前は小雨がパラつく。渡りは見られなかったが、北東風が強かったから?
5/11 ハチクマは9時半、13時半、16時に先頭個体が現れ、計3回のまとまった数が出た。すでに例年並にはカウントしてしまったが渡りはまだ続くのだろうか。
5/10 ハチクマ沢山でたが、かなり高空を渡る。姫島で上昇した?最大74羽の鷹柱。9:20-10:50にほとんど出現。
5/9 ハチクマは可也山より南側、背振山(南東)方向へ向かうものが多かった。
5/8 午前中は今日も駄目かと思いましたが、13:30-14:30にまとまって出ました。
5/7 久しぶりに立石山で観察したものの・・・。
5/2 立石山では観察しませんでしたが、ハチクマ♂1羽飛んでいるのを目撃。他の場所でも4羽見たと聞いた。ハチクマの渡り、明日から期待できそうです。
4/30 無風に近い。ハイタカ目標2500羽であるが届かず。
4/29 昨日よりはましだが、南西風が強い。7時台に渡っただけであった。
4/28 久しぶりの観察も南西風がかなり強い。海上を渡れないと思われた。
4/19 本日もハイタカはたくさん渡っている。あと数百羽は渡ると思われるが、残念ながら4/28くらいまで観察できず。
4/18 連日遠くを飛ぶものが多い。
4/17 ハイタカは大半が幼鳥になってきました。
4/16 馬渡島に行ってきました。結果は下の「ハイタカ渡り経路」に記録しましたが、パソコンの調子が悪くうまくいかない。
4/15 しばらく見ないうちに幼鳥がだいぶ多くなってきた。成鳥より若干多そう。
4/13,14 的山大島に渡り観察に行きました。立石山は尾上さんに観察していただいた。ハイタカ総数は2000羽突破。
4/11 北風が強い。
4/10 南風が相当強い。3羽ほど現れたが、全部戻ってきた。渡り無しと思われる。
4/9 最初の30分位は視界が悪く、渡りに不向きかと思われたが、徐々に晴間が出てくる。ハイタカは4/1の記録を抜き、またまた最高記録更新!!4,5羽の小群が次々とやってきた。サシバは渡りとしては今季初で数もそこそこ。チョウゲンボウも結構でた。残念ながらあまり近くを飛ぶものはいなかった。(観察者2人)
4/8 昼過ぎから濃霧。最初は渡っていたようだが後半戻り個体多い。ハイタカばかりで気を抜いていたら今季初のツミが出現していた。写真で気づくとは・・・とほほ。サシバ・チョウゲンボウも現れるが渡りか不明(観察者3人)
4/6 南風が強い。ハイタカは行くか戻るか迷ってそうなのが結構いた。(観察者4人)
4/5 ぼちぼち。(観察者2人)
4/4 好天であったが、ハイタカは10時くらいからほとんど渡りなし。まだ成鳥のほうが多い。(観察者3人)
4/2 本日も観察してもらう。天気が下り坂の割には結構出たのでは?遠藤さん,尾上さん観察。(観察者2人)
4/1 ハイタカの日出現数で立石山過去最高記録、ついでに多分日本一記録!遠藤さんと尾上和久さんの観察。私は見ることができなくて残念。長崎県に観察に行ってました。観察結果は下の渡り経路の方に記録。九州からの出口発見か?(観察者2人)
3/30 昼は高空を渡るものが多かった。早めに観察終了したらまだ渡っていたもよう。13時以降は遠藤三郎さんにカウントしてもらった。(観察者2人)
3/29 3日ぶりの好天で順調に渡って行く。ハイタカの大多数は成鳥。(観察者3人)
3/28 予報より天気が良くない。
3/26 南西風。今日のハイタカはほとんど旋回せずに渡っていく。(観察者4人)
3/25 今季初のチョウゲンボウ渡り確認。
3/21 渡り数が少ない原因は不明。
3/20 観察中に地震あり(震度6弱らしい)。山がかなり揺れて崩れるかと思った。ハイタカは気にせず渡っていた模様。(観察者4人)
3/19 穏やかな晴れ。思ったより渡らなかった。(観察者3人)
3/16 観察開始。12〜15日まで寒気のため雨や雪、低温、強風などの悪天候が続く。この期間に渡れなかったものが、どっと出現したのかこの時期にしてはかなり多くのハイタカが見られた。
毘沙門山の観察結果
5/5 周辺で観察されている人の情報では当観察地からでも見える位置をハチクマが飛んでいるようす。視野は広いが見落としが多そう。近くを飛んだハチクマ2羽は東北東の能古島へ。観察地の北北西10kmのところにある、今話題の玄界島上空をハチクマ4+羽が旋回していたがそのまま見失う。観察地北北東7kmにある志賀島から東または南東へ2羽(玄界島の個体と時間的に同一の可能性あり)。条件がよかったので見つけることができた。
5/4 渡り数が少ない。観察地に向いていない?
5/3 どうなるかわかりませんが、ハチクマねらいで春も毘沙門山で観察開始。昨日、偶然ハチクマ1羽見たので本日期待していたが残念な結果に。立石山よりツミを多く見ることができそうな印象あり。いまさらながら識別が難しい。雰囲気やはばたき・モビングなどの行動パターンもハイタカ(特に♂幼鳥)と同じことがよくある。パッと見や後ろ姿では、まだ識別できるレベルに達してないみたい。ハイタカ属をきちんと覚えるならデジカメは必需品だと思う。
ハイタカの渡り経路 更新2005年4月20日