6.ぶどう便り


ぶどう便り2011年以前



12/9/1(土)
〜今年のもぎ取り終了〜

藤稔同様、巨峰と紅伊豆も、毎日カラスにいたずらをされてしまい、
あっという間になくなってしまいました。
2週間という、本当に短い期間でもぎとりが終了です。
短い期間でしたが、たくさんの懐かしい方々、たくさんの新しい方々に来ていただきました。
どうもありがとうございました。
今年お会いできなかった方々には、来年はぜひお会いできますよう、また、美味しいぶどうを作ろうと思っています。
本当にどうもありがとうございました。


12/8/25(土)
〜藤稔のもぎ取り終了〜

もぎ取りを開始して10日足らずで、藤稔が終わってしまいました。
今年は房の数が少なかった上、毎日カラスにいたずらをされてしまい、
あっという間になくなってしまいました。
この先は、巨峰と紅伊豆ですが、両方とも日に日に糖度が増して、大変おいしくなっています。
どうぞ、この2つのブドウ狩りをお楽しみください。


12/8/16(金)
〜もぎとり開始〜

昨日から、もぎ取りを開始しました。
懐かしい方々にさっそく来ていただきました。一年はあっという間でした。
初めてお会いする方々にも、たくさん来ていただきました。ありがとうございました。
シーズン初めなので、色の黒い美味しそうな房をじっくり探して取らないといけませんでしたが、
みなさんなかなか良い房を取られていました。


12/8/13(月)
〜糖度〜

色が濃くなっている粒の糖度を測ってみました。
巨峰:15〜16度、藤稔:16〜17度
あと、1〜2度上がれば十分に美味しいと感じられる味になります。もう少しです。


12/8/12(日)
〜鳥害〜

ブドウがカラス、スズメに狙われています。
ここのところ毎日、50房ほど鳥害にあっています。
カラスはヘタを食いちぎって、房ごと地面に落としていきます。
スズメは、房が枝についた状態で、上から下まで食べてしまいます。
カラスの鳴き声が聞こえる度に、園を見に行き追い払っています。
まだ、人間が食べるには酸っぱいのに、鳥たちには美味しく感じられるのでしょうか??


2012年
〜ぶどうの作業〜

1〜2月中旬:剪定、枝の誘引、施肥
2月中旬〜3月:芽傷をつける
3月〜4月:木の皮むき、消毒
5月:枝の誘引、房づくり、消毒
6月〜7月上旬:摘粒(6/18-7/1)、摘房、消毒、袋かけ(7/9-7/12)


11/8/20(土)曇り
〜ぶどうの糖度〜

4日前にはまだ甘味が足りないと思っていましたが、
今日食べたぶどうは、「これなら十分」と、
太鼓判が押せるほどの味でした。。
たった4日で、こんなに美味しくなるんですね。驚きました。


11/8/18(木)晴れ
〜ぶどうの糖度〜

藤稔:黒く色づいたものは19度ありました。
口に入れた瞬間に「あまーい!」と思いました。
日に日に美味しくなっているのを数値と味覚で実感しています。


11/8/16(火)晴れ
〜ぶどうの糖度〜

藤稔:黒く色づいたもの18度。赤いもの16度。
巨峰:17度〜17.5度。
ほんとにおいしくなるにはもう少し、日数が必要です。


11/7/17(日)晴れ
〜袋かけが終了しました〜

これでメインの作業はおしまいです。
これからは、巻きひげ、副鞘をとったり、草刈りをしたりと、
ぶどうとぶどう園の管理おこなっていきます。


11/6/26(日)曇り
〜摘粒作業をしています〜

一房に50〜70位ついている粒をハサミで落としていきます。
巨峰と紅富士は約28〜32粒、藤稔は約25〜28粒にします。
機械には頼れない作業なので、人手だけが頼りです。
今日は日曜日だったので、手の数は10本(2本×5)もありました。


2011年
〜ぶどうの作業〜

1〜2月中旬:剪定、消毒、枝の誘引、施肥
2月中旬〜3月:芽傷をつける
3月〜4月:木の皮むき
5月:枝の誘引、房づくり
6月〜7月上旬:摘粒、摘房、消毒


10/9/12(日)晴れ
〜もぎ取り終了です〜

今年度のもぎ取りは、本日をもちまして終了しました。
この最後の日にも、多くのお客様に来ていただきました。
今日もぎ取りをされた方々には、完熟の巨峰を味わっていただきました。
見栄えのいい、大きい房こそありませんでしたが、シーズン終盤には、
「完熟」という味のお墨付きのぶどうを楽しんでいただけます。
また、来年も皆様にお会いできること、スタッフ一同楽しみにしております。
どうもありがとうございました。


10/9/9(木)曇りのち晴れ
〜台風〜

久しぶりの雨で、人間も、ブドウも猛暑から解放されました。
しかし、空は雨を溜めこんでいたのか、ひと月分の雨が降ったようでした。
藤稔は、雨が降ると粒が割れてしまうので、すべて収穫してしまいました。
今年の藤稔は、これでおしまいです。この異常気象の中、よく実をつけて、
おいしくなってくれたと感謝しています。


10/8/28(土)晴れ
〜藤稔がいい味になってきました。〜

見るたびごとに粒の色が濃くなっています。
日に日にではなく、見るたびごとにです。
ぶどうの息遣いが聞こえるようです。
ぶどうが生きていることを実感します。


10/8/26(木)晴れ
〜紅伊豆のもぎとりを開始しました。〜

当園の紅伊豆は、藤稔の木の奥にあります。
巨峰、藤稔などの黒系のぶどうと比べるとひかえめな存在です。
しかし、口に含んだ時にほのかなのいい香りが鼻に抜け、
紅伊豆が色づき始めるとやさしい秋の気配を感じます。


10/8/22(日)晴れ
〜巨峰・藤稔、日に日に熟度が進んでいます。〜

巨峰は、黒々とした、立派な実をつけています。
藤稔は、雨があまり降らなかったので、破裂は抑えられています。
鳥害に加えて、サル害も発生しています。
甲斐路は、色が入るのが遅れ気味です。お問い合わせ下さい。


10/8/16(月)晴れ
〜もぎ取りを開始しました。〜

巨峰は、黒々とした、立派な実をつけています。
藤稔は、雨の量が多かったせいか、少し実が破裂しているものが見受けられます。
藤稔の為には、これからあまり雨が降らないことを願っています。
鳥害が発生しています。一日に数十房が食べられています。遠慮してくれればと思いますが、
そういう思いが届くわけもなし。すこし、悲しい。


10/7/19(日)晴れ
〜実りの時を待っています〜

ぶどうは、まだ熟するにはもう少し時間が必要な緑色をしています。
一粒、かじってみました。硬くて、とても酸っぱい。でも、これが
あと数週間で、甘く美味しいぶどうになるのですから、
やはり、自然の力はすばらしいと思います。


2010年
〜ぶどうの作業〜

1〜2月中旬:剪定、消毒、枝の誘引、施肥
2月中旬〜3月:芽傷をつける
3月〜4月:木の皮むき
5月:枝の誘引、房づくり
6月〜7月上旬:摘粒、摘房、消毒
7月:袋かけ、消毒


09/8/12(水)晴れ
〜藤稔、巨峰のもぎ取りを開始しました。〜

採り始めの時期なので、まだ熟していないものの方が多いです。
粒の色をよく見て、より色の濃い(より黒い方がいいです)房を選んでくださいね。
この2日間の大雨で、藤稔の中には、破裂するものも出てきました。
ぶどうに限りませんが、農業は、天候、病害虫、雑草、鳥その他の動物、などとの戦い
だなあと、つくづく思いました。


09/8月上旬〜
〜ぶどう荒らし!。〜

犯人は、ムクドリ、ヒヨドリ、カラスです。、
鳥対策に、黒いビニールを張ったり、防鳥機を取り付けたりしています。
効果があることを期待しています。


09/7月中旬〜
〜病気の房、枝を落としています。〜

巨峰の若木に出た黒糖病が他の木に広がってきました。春からここまで手をかけてきた房でも、
病気が出てしまったら、切り落とすしかありません。今年は、房のみならず、弦もずいぶん切り落としました。
その数があまりにも多かったので、がっかりです。


09/7/5(日) くもり〜晴れ
〜袋かけをしています。〜 作業の様子090705 袋をかける前

袋かけをしながら、ぶどうの様子をチェックしています。
病気が出ているぶどうは、はさみで落として、穴の中に埋めて、
ほかのぶどうに病気が広がらないようにします。


09/6月
〜摘粒を行っています。〜 巨峰080713 藤稔

一房あたり25〜30粒になるように、余分な粒をはさみで落としていきます。
粒が大きくなると、粒と粒の間にはさみが入らなくなるので、あんまり、
のんびりとは出来ません。雨の日は、合羽を着ての作業です。


09/5月
〜房作りを行いました。〜

ぶどうの蕾が膨らんだ頃に、将来、実が膨らんだ時に、
房が大きくなりすぎないよう、余分な蕾を落としておきます。


09/3〜4月
〜木の皮を?きました。〜

黒っぽい古い木の皮をはいで、若い茶色の新しい木肌が見えると、一足早く春に出会えたようで、
なんだかわくわくしてきます。


09/2月
〜下の写真は、枝の誘引をしているところ〜 誘引090208 枝を留めつけているところ


09/2月
〜本剪定と施肥を行いました。〜 剪定090201 はだかんぼうのぶどう園

剪定をしながら、最終的にぶどうの房に満遍なく太陽の光が当たるように枝の誘引も行いました。
魚がす、菜種、その他配合飼料などを、木の周り1m位のところに播きました。
昨年の11〜12月の始めにかけて、すでに有機質肥料を施してあります。
これは、肥料が春に分解するように、早い時期に行っています。


08/8/17(日) 曇り〜小雨
〜藤稔、巨峰のもぎ取りが始まりました。。〜

どちらも、とり始めの時期なので、熟している房を一生懸命探してとっています。


08/8/3(日) 晴れ
〜ヒムロットのもぎ取りが始まりました。〜

本日、JA厚木の玉川支所にも、今シーズン初めてのヒムロットを出荷しました。。
当園には、ヒムロットの木が1本しかないので、もぎ取りの期間は、10日間程度と短いです。
しかし、その後には、藤稔、巨峰と大御所が控えています。いよいよ夏本番です。


08/7/13(日) 晴れ
〜袋かけが終わりました〜 ぶどう園の様子080713 袋の中の様子

昨日で、袋かけの作業が終了しました。
あとは、実がふくらんで、色づくのを待つだけです。
左の写真は、袋の中の巨峰の様子です。
右は、ぶどう園の様子です。


08/7/6(日) 晴れ
〜袋かけをしています〜 400枚/時 袋をかける前

摘粒が終わって、袋かけをしています。
これは、病害虫防除、および果実への農薬の影響を
できるだけ少なくするためです。
袋かけは、ふつうは、1時間当たり200枚程度ですが、
慣れている人は1時間当たり400枚かけてしまいます。
これは、10秒で1枚かけている計算になります。とても速いです。


08/6/15(日) 晴れ
〜摘房〜 摘房後 摘房前

先週から摘房を開始しました。
房がある程度大きくなるまで、一枝に二房生らせておきます。
これは、房同士を競争させて、より良い房を作らせるためです。
ぶどうの粒が少し大きくなってきたところで、良い房を残し、
もう一方の房は、ハサミで落としていきます。
こうやって競争させるほうが、粒が大きくなるといわれており、
ここまでは、落とす房も残す房と同じように手間を掛けなければ、
いけません。一房、一房、手作業で行いますので、大変手間がかかります。
(写真は、左が摘房前、右が摘房後です。カメラが壊れたため、写真は去年のものです。)


08/3/2(日) 晴れ
〜木の皮をむいています〜 むいた後 皮をむく前

古い皮の中で、病気を起こす菌が増えるそうです。
写真は、左が皮をむく前、右がむいた後です。
古い皮の下に準備されていた木肌はとてもきれいです。


07/11/18(日) 晴れ
〜晩秋のぶどう園〜 藤稔の木 巨峰の木

夏にはあんなに茂っていた葉が落ちてしまい、
幹と枝だけになっています。、
骨格だけになった木と、ぶどう棚が静かに、
冬を迎えようとしています。
(写真は、左が巨峰、右が藤稔の木です。)


07/8/27(月) 晴れ
〜ぶどうの様子〜

今年は、本当に暑い日が続きました。そのために、8月の上旬という早い時期からぶどうの色が深まりました。見た目はとても立派でしたが、甘味はそれほど追いついていませんでした。甘味が増すには、朝晩と昼間の温度差が9度程度必要です。気温が下がることによって、ぶどうは「秋が来た」と思い、熟していくのです。先週から今週にかけて少し涼しい時がありました。昨日の糖度を見てもわかるように、涼しさを経験したぶどうたちの甘味は申し分ありません。



07/8/26(日) 晴れ
〜ぶどうの様子〜

糖度を測ってみました。

藤稔:17度
巨峰:18,5度
甲斐路:20度
この数字は、たまたま選んだ、たった1粒の測定値なので、各品種の糖度を正確に表しているわけではありません。しかし、酸味が少ない藤稔は巨峰よりも低い糖度でも巨峰と同程度の甘味が感じられこと、逆に、酸味を兼備え、コクのある巨峰は藤稔よりも高い糖度が要求されることが分かります。甲斐路は、数字が表しているとおり、とにかく甘いです。

07/8/25(金) 晴れ
第38回厚木市農業祭り味覚祭で、当園の藤稔が2等賞に入賞しました。

07/8/19(日) 晴れ
〜ぶどうの様子〜

十分な日差しは、ぶどうに色を与え、寒暖の差は、ぶどうに甘味を与えます。

ここ2週間程は日差しが強く、気温も高く、ぶどうの色を十分につけてくれました。
昨日、今日と少し気温が低くなり、寒暖の差が大きかったので、ぶどうに甘味が入り
ここにきて、味が色に追いついてきたようです。

07/8/19(日) 晴れ
神奈川新聞(8/17朝刊)、およびカナロコ(神奈川新聞web)で当園が紹介されました。

07/8/15(水) 晴れ
〜ぶどうの様子〜

連日の日照りで、藤稔と巨峰は、色がぐんぐん黒紫色に近づいています。

昨日よりも今日、今日よりも明日と、ぶどうの色が濃くなっていくのが目に見えるようです。
昨年の巨峰のもぎ取り開始日は8/20でした。梅雨が明け以降、かんかん照りが続ているせいか、
今年は1週間ほど早くなりました。農作物の収穫は、お天気に左右されるということを、改めて
実感しております。 ヒムロットは、終了してしまいました。甲斐路と紅富士は、8月下旬くらいにはもぎ取りが出来るかも知れません。

07/8/5(日) 晴れ
〜もぎ取りが始まりました〜

梅雨が明けて、夏の日差しがやってきました。この夏の日差しによって、徐々にぶどうの実が熟してきています。

ヒムロットは8月3日からJA玉川の直売場に出荷をし始めました。この品種は、薬(ジベレリン)の処理を
必要としない天然の種無しで、徐々に人気が出始めています。
藤稔と巨峰は、色がだんだん黒紫色に近づいてきましたが、美味しくなるのは、今のところお盆直後くらい
と予想しております。甲斐路と紅富士は、9月初旬くらいになりそうです。

07/7/16(月) 晴れ
〜実りを待っています〜

袋掛けも終了し、これで全ての作業が終わりました。あとは、実りを待つだけです。

この夏、また、みなさんとお会いできることを楽しみにしております。

07/7/1(日) 晴れ
〜袋掛け〜

摘粒が終わり、袋掛けをしています。これは、蛾や鳥にぶどうを食べられないようにするためです。

しかし残念なことに、鋭い嘴をもったカラスにとっては、袋はあってもなくても、問題ではないようです。
昨年は、たくさんのぶどうがカラスに食べられてしまいました。今年は、なんとかカラスから
ぶどうを守りたいのですが、、、。

07/6/17(日) 晴れ
〜摘粒〜 摘粒後の房 摘粒前の房

6月13日から巨峰と藤稔の摘粒を開始しました。
房作り後に膨らんできたぶどうの粒(実)は、
一房あたり、少ないものでも60個くらい付いています。
これを、一房あたり25〜28粒になるように、
ハサミで落としていきます。
こうすることによって、粒が大きくなれるのです。
大粒ぶどうには欠かせない作業です。
やはり一房、一房、手作業で行いますので、
大変手間がかかります。
(写真は、左が摘粒前、右が摘粒後です。)

07/6/2(土) 晴れ
〜房作り〜 房作りが終わった巨峰の房

5月の半ば頃より、巨峰と藤稔の房作りを始めました。
房の上段から5−6段と、房の先端をハサミで落とし、
15cm位あった房の長さを7−8cm位にします。
この作業を行わないと、実った時に、小さいぶどうの実が、
疎らに付いた、細長い房になります。
一房、一房、手作業で行いますので、大変手間がかかります。
(右の写真は、房作りが終わった巨峰の房です。花が咲いています。)


長老ヒムロット
07/5/13(日) 晴れ
〜長老ヒムロット〜

右の写真は、当園のぶどうの木の中で一番古いものです。
この木は、開園当時より40年以上に亘ってヒムロットの実を、
つけ続けてきました。幹がこのように空洞化しても、充実していた頃と
全く同じようにおいしい実をつけてくれます。
ぶどうの木の強さを感じます。


若葉
07/5/13(日) 晴れ
〜若葉が伸びてきました〜

若葉をつけた枝は、枝当たりの芽の数によって長梢(9芽以上)、
中梢(4−8芽)、短梢(1−3芽)と呼ばれます。
各枝の芽の大きさが揃うのを待っているところです。
その間、本芽の横から出ている副芽を取り除く作業をします。


移植
07/3/21(水) 晴れ
〜巨峰の木の移植をしました〜

長年、ぶどうの実を生らせ続けてきた木が枯れてしまいました。

そこで、奥の畑に植えていた3年目の新しい巨峰の木を
枯れた木の場所に移植しました。
まず、移植する木の根っこを傷つけない様にていねいに掘りあげます。
(幹から半径約2メートル)次に、木を、移植する場所に担いでいき、
あらかじめ掘っておいた同様の穴に植えて、土をかぶせ、
水をたっぷりやります。
うまく根付いてくれることを願っています。


07/2/25(日) 晴れ
〜ぶどうの芽が出始めました〜

芽の中には、芽が枝の先端を向いていて、将来ぶどう棚に沿って枝になっていくものと、芽が上下の方向を向いていて、将来空または地面の方向に伸びて枝になるものがあります。芽がぶどう棚に沿っているものは残したい芽、上下を向いているものは枝として残したくない芽です。

残したい芽の先端から数ミリ先の枝の部分にハサミで傷(芽傷)をつけました。芽傷をつけられた芽は
必ず発芽しますが、つけられなかった芽は発芽したりしなかったりと発芽が保障されません。

これも、ひとつ、ひとつ手作業でとても手間がかかりますが、薬品を使用せずにぶどうの成長が促進されるとても良い方法で、毎年行っています。


この他に、結果枝(将来実を結ぶ枝のこと)をテープで棚に留め付ける作業を行いました。これは前回(07/1/21)記載した通りです。



07/1/21(日) 曇り
みなさま、遅ればせながら、「あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします」

〜予備剪定を始めました〜


剪定には予備剪定と本剪定があります。予備剪定は本剪定で枝を切る前に枯れ枝を落とすことです。

強い木の場合:枝を幹から1メートルくらいの所で切り落とす。

弱い木の場合:枝を幹から30センチメートル位のところで切り落とす。

強い木と弱い木は、節と節の間隔の長さで見分けます。間隔が短い方が強い木で、そこにはよりたくさんの栄養が詰まっています。

本剪定は2月の紀元節までに終わらせるのが目標です。
本剪定では、枝が節のところで2〜3本に分枝しているのを切り落として1本にします。これは1本の枝に十分に太陽の光が当たってよく光合成が行われるようにするためです。つまり、栄養が分散しないようにしているのです。そして、その枝(結果枝)をテープで棚に留め付け(配枝)枝の伸びる方向を定めます。

今年の冬は暖かいので、例年に比べ作業をするのがとても楽です。しかし、ぶどうにとってはどうでしょうか?これは、春にならないとわかりませんねー。

06/11/5(日) 晴れ
〜収穫が終わって〜

収穫が終わって、はや2ヶ月が過ぎようとしています。ぶどうは紅葉を経て、葉っぱを全て落とてしまいました。私たちは、ぶどう園の管理をしています。具体的には、1.排水管理、2.雑草管理、3.消毒です。


1.排水管理:ぶどう園に水が溜まらないように、排水溝を確保しています。

2.雑草管理:基本的に清耕栽培を行っているため、雑草を取り除きます。つまり、草刈です。刈った後の草は乾燥して燃やすか、または腐熟させて肥料の一部とします。

3.消毒:10月の末に消毒を行いました。これは、この時期に“ぶどうかみきり”という害虫が蔓の中に入り込んで、卵を産み付けるのを防ぐためです。当日は、風で消毒液が飛ばされないように、朝凪の時を選んで(日の出と同時くらい)行いました。農家の朝は早いです。

〜これからの予定〜

11月:肥料をやる

12月−1月:剪定


06/9/24(日) 晴れ
〜たくさんのお電話をいただいています〜

ぶどう狩りが終了した今でも、毎日何件かのお電話を頂いています。その内容は大きく二通りに分かれます。一つ目は、宅配便でぶどうが届いた方々から「美味しかったのでもう一度送っていただけませんか」との嬉しいお電話。二つ目は、新聞で当園の記事を読まれた方々から「ぶどう狩りはできますか?」とのお問い合わせです。どちらの方々にも、「今年はもうおしまいになってしまったのです。」とお返事をしなければならないことを心苦しく思っています。

ただ、皆様から頂いたお電話で一つ分かったことがあります。それは、今夏の少ない日照時間でも、ぶどうを美味しいと感じていただけたということです。この理由として考えられるのは、ぶどう園に敷いておいた銀色のシートの効果です。このシートによる反射でぶどうにかなりの日光をあてることが出来ていたため、日照不足を大分補え、味もまずまずの出来栄えになったのだと思います。来年も、もっと美味しいぶどうを作る工夫を重ねていきますので、期待して下さいね。


06/9/9(土) 晴れ
〜ぶどう狩りが終了してしまいました〜

例年ならば、9月の中旬まではぶどう狩りを楽しんでいただけるのですが、今年はお天気がぶどうにとってあまりよくなかったことに加えて、カラスが美味しくなったぶどうを見つけてはついばみ、そして、枝から落としていってしまったのです。追っても、追っても、園から人がいなくなるとやってきては園を荒らしていくカラスに、私たちも打つ手がなく、残っていたブドウを、とうとう食べつくされてしまいました。

「これからぶどう狩りに行こう」と思っていた方、「今年はもう一回ぶどう狩りが出来るかな」と楽しみにしていらっしゃった方々、どうぞ、来年の一番美味しい時期にいらして下さい。

でも、このホームページは年中無休です。来年の収穫の時期までのぶどうの様子を一年を通して載せていくつもりです。どうぞ、こちらには時々アクセスしてみてください。来年のぶどう狩りは一層楽しくなること請け合いです。


06/9/3(日) 晴れ
藤稔が終わってしまいました。藤稔は水分が多く、雨が続くと水を吸い上げすぎて破裂してしまいます。しかし、今年は藤稔のシーズン中に雨がほとんど降らなかったので、破裂することなく終わりの時期を迎えることが出来ました。来年まで、さようならです。

お知らせ:9月4日(月)18:05〜18:10、ラジオNHK-FMに当園の園主が電話でのインタビューで出演します。


06/9/2(土) 晴れ
巨峰の色づきが遅れています。いつもなら、この時期はほとんどの巨峰が真っ黒に光っていますが、やはりお陽様があまり照らないからでしょうか?今年の夏は暑い日もありますが、涼しい日も多く比較的すごし易いような気がします。人間にとって都合がいいのは自然の作物にとって必ずしもいいことではないかもしれません。 しかも、今年はたくさんのブドウがカラスに食べられてしまいました。巨峰にとっては散々の年のようです。もぎ取りをされる方は、じっくり探して、いい房を取って下さいね。でも、甘味は先週より増してきました。

06/8/28(月) 曇り、晴れ
お知らせ:横浜ウォーカー(8月29日発売)に当園の紹介記事が掲載されます。

06/8/27(日) 曇り
この土、日はたくさんのお客様がもぎ取りを楽しんでいかれました。先代の頃から、もう何十年も来てくださっている方、今年初めて来てくださった方、来年もお会いできることを楽しみにしております。

お知らせ:朝日新聞から取材にみえました。8月28日(月)付けの朝日新聞朝刊(さがみ野版)に掲載される予定です。


06/8/26(土) 曇り、晴れ
例年に比べ日照時間が短い為、完熟に時間がかかっています。しかし着実に甘みは増してきています。ずいぶん美味しくなってきました。

06/8/23(水) 晴れ
日に日にぶどうの色が濃くなっています。夏休み最後のこの週末は例年多くのお客様で賑わいます。

06/8/20(日) 晴れ 一時雨
一週間前に比べて、ずいぶんぶどうの色が濃くなってきました。

06/8/19(土) 晴れ
7月の日照時間が短かった為、熟期が遅れていましたが、やっと熟しはじめました。もぎ取り開始です。