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放置竹林について

孟宗竹は800年ごろ中国より入ってきた外来種です。
3か月ほどで25m程に成長し年7%増えます。ほって置けば密集し光が入らなくなり広葉樹などの成長を阻害する放置竹林となります。


昔は、この竹を燃料、農耕の資材、壁の下地、ざる等の家庭用品など利用されておりましたが生活環境が大きく変わり、燃料はガスに代わり農耕資材や家庭用品は化学製品に変わっていき、人が山へ入る機会も少なくなり、山は荒れ放置竹林が広がっていきました。



放置竹林の問題点
◎繁殖力が強く手を加えなければ足を踏み入れることが困難となる。
◎根が浅く(50cmぐらい)急斜面で大雨の際地滑りを起こす可能性がある◎放置された竹林は光が届かず、実のなる木などが育たなく、有害鳥獣が里に下りてくる可能性が大きくなる。
◎良いタケノコが取れなくなる。


舞鶴市の状況
京都府の放置竹林面積は日本でも10位内で、舞鶴市は京都府の中でもダントツの一位である。

出所:平成15年『緑の公共事業』政策検討会資料