◆おうふくプラレールをつくってみる(機械式)

いままでに改造でつくったことのある往復車両は、いずれもスライドスイッチを用いて電気的に進行方向を切り替えるというものでした。今回は、ふとアイディア(?!)が浮かんだので、電気式ではなくて製品(ED70、EF66)のようにギヤの切り替えによって前後進をコントロールするような往復プラレールを製作してみることにします。


さぁ、やってみよー!!


往復EF66を入手するまでは、ギヤを切り替えて前後進を切り替える、なんてやり方思いつきもしませんでした。まぁ思いついていたところで、プラレールのギヤボックスの中身をいじるなんてこととてもできませんけど(汗)

それはともかく、「前後進切り替え用のギヤボックス」なんて売ってないかなぁ(たぶんないけど)と思って、タミヤ(ギヤボックスといったらやっぱりここでしょ!)の製品リストを見ていたら、なんか違うけど使えないこともなさそうなものを見つけました。

そう、『ロープウェイ工作セット』です。

プラレールとは似ても似つかない、というか車輪すらないけど(爆)、往復できるギヤボックスを積んでるじゃありませんか!

というわけで、このキットを使って往復プラレールを製作できないか試してみることにしました。


まだ完成には至っていませんが、ひとつわかってきたことがあります。
そう、

このやり方は絶対におススメできません!!

たぶん、というか絶対他のやり方のほうが簡単に往復プラレール作れます。間違いないです。


まぁ、途中で投げ出すのは好きじゃないので、あくまで『試験車両』としてムリヤリ完成に至れるようにしてみたいと思います……

とりあえずロープウェーはこんな感じ


どういう仕組みで切り替えてるのかわからなかったので、まず手始めに、説明書どおりに途中まで組み立ててみました。するとこんな感じです。上の『ロープに引っかかる部分』の先についてる棒状の部品が前後に動くことで、それに連動して下の金属レバーが動き、ギヤを切り替えるというしくみです。

サイズが…


ところがここでひとつ問題が…そう、とてもプラレールにおさまりそうにない(爆)
思ってたよりロープウェーはでっかかったのでした。。仕組み的には使えそうなのになぁ…

コンパクト化その1


でも、こんなのであきらめるわけにはいきません。削れるとこ削って、なんとしてもタネ車(EF66)の中におさめないと!
そしてとりあえず、ここまで小さくなりました。中央のギヤが進行方向からみて左右に動くことにより、前後進が切り替わるってしくみなんです。


あと、この時点でというか最初から明らかなんですが、タネ車の動力部分は当然使えないわけで…もはや『プラレール』じゃないような気が(爆)

さらにコンパクトに

当初は上の写真のようにギヤボックスを『表向き』に配置しようと考えてたんですが、どーやらそれだとどうがんばっても車体に入りきらないようなので(汗)計画変更で、『裏向き』に配置することに。

それをふまえてさらにコンパクト化したのが上の写真です。シャーシの強度がすっごく心配…こういうのもあって、おススメできないわけですよ(汗)これでなんとか車体の小加工でおさまりそうな感じなんですが、逆に「どーやって緑のギヤから動力を台車に伝達するか」という問題が発生してしまいました…いまんとこ、まさかの?プーリー駆動で何とかしようと考えてるんですが、はたしてどうなるのやら。。

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Dec.13.2007 NARITOSHI PAGE
Produced by NARITOSHI@KOBE