第二茂岩鉱山跡 探検: 北の細道 第二茂岩鉱山跡

第二茂岩鉱山跡で非望撃碎の闘魂を満つ





  積丹半島は約2,000万年前の大規模な火山活動によってつくられた、
グリーンタフ(緑色凝灰岩)を主体とする地域だ。
火砕流や火山噴出物が何度も積み重なり、半島全体は巨大なドーム状の構造を持っている。
このドームの内部にはマグマが貫入し、その周囲を熱水が長期間めぐったことで、
岩石は緑泥石・緑簾石などの“緑色の鉱物”へと変質した。

こうした火山活動と熱水活動が重なった結果、銅・鉛・亜鉛・マンガン・金銀などの鉱床が、
半島の軸と直交する方向に帯状に規則正しく並ぶという、
非常に特徴的な地質が形成された。

さらに積丹半島は北海道の中でも隆起が大きく、
地下にあった鉱脈が地表近くまで露出しやすかったため、
古くから鉱山が発見され、採掘が盛んに行われてきた。

つまり積丹半島は、「火山が金属を集め、地面が持ち上がって露出したために、 鉱山が多く生まれた地域」となる。
何度も噴火をくり返した巨大な火山のかたまりで、
地下を流れる熱いお湯(熱水)が金属を運び、冷えると岩の割れ目に金属を置いていく。
その鉱脈が隆起によって地表に現れたことで、昔の人にも見つけやすく、
積丹は“鉱山の多い半島”として発展してきた。


第二茂岩鉱山は岩内町の北方20km、トラック道路は未整備で不通箇所が多いとある。
昭和15年(1940)から探鉱開始、昭和19年(1944)には帝国鉱業開発株式会社の所有となる。

帝国鉱業開発時代は玉川鉱山の支山として大規模に探鉱、採鉱、機械掘りを行い、
ジガーによる選鉱を行った。
その後、白銀鉱業株式会社の所有となっている。

坑口は海抜70mに二号坑、130mに一号坑があり、
当初鉱石は小坂/尾去沢へ売却しつつあった。
坑内排水が比較的多く白濁しており、浮遊泥土が海域に流れ込むと鉱害の発生が懸念されたため、
何度かの廃水調査が行われた。

今回は積丹ブルーを背に山に入る。
工事関連者と近隣の方々にも許可をとっての入山だ。
小さな古い鉱山跡、その遺構は。


歯板・グリーンタフ・銅山・・・



浄水場
浄水場





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