皆谷鉱山跡 探検: 北の細道 皆谷鉱山跡

皆谷鉱山のホイストスクレーパーの奔走





 ホイストスクレーパーは、二連ドラム式ホイストでワイヤーを前後に動かし、
バケットで鉱石をかき寄せる坑内専用の運搬装置である。

ホイストスクレーパー
ホイストスクレーパー

つまり坑内に設置された巻上クレーン(ウインチ)装置でバケットを上の奥に吊り上げ、
卸して地面を滑らせて引っ張り、鉱石をかき寄せることを繰り返すのである。

皆谷鉱山は埼玉県東秩父村皆谷(かいや)に在り、
昭和11年10月日本セメント深川工場の原料山として採掘を開始したが、
その後売石を主とした鉱山となる。

昭和26年3月、日本セメント(株)より分離し秩父鉱業株式会社となり、
その皆谷鉱業所となった。
昭和34年(1959)の時点で最盛期を過ぎた鉱山であり、
鉱量は少なく採掘条件も悪く、採鉱が困難な鉱床であった。

皆谷鉱山
皆谷鉱山

特に採掘面の傾斜と積込施設等により採掘量も著しく左右される。
その様な場合、スクレーパー作業が有益となる。
皆谷鉱山では切羽の高さが60mに及び、採鉱と運搬が別工程で行われていた。
広い空間で鉱石をかき寄せるためにホイストスクレーパーが重宝されたのだ。

ホイスト
ホイスト(巻上機)

今回は集落の奥に眠る石灰石鉱山跡。
情報提供者によると多数の遺構が残ると言う。

今回は足尾の主との合同探索となる。
目指すは1台のクルマ。
信頼できる先達とともに早朝から鉱山跡を踏査する。


火薬庫・巻上機・いすゞ BL・・・



足尾の主
足尾の主





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