Ts鉱山跡 探検: 北の細道 Ts鉱山跡

Ts鉱山跡で局下緊要の採掘を想う





 青化製錬は金銀鉱を-200〜-300メッシュと言う極めて微細な粒子に磨鉱したのち、
青酸カリウム(ナトリウム)の青化(シアン)液をもって微粒中の金銀を溶解、
青化ソーダカリ金銀液を作る。

-200〜-300メッシュと言うのは、1インチ(約25.4mm)角の中に
何個の網目があるかで粒の大きさを表したもので、
-200メッシュは1インチに200個の網目となり、粒径は約74μm(0.074mm)の微粉。
-300メッシュは1インチに300個の網目となり、粒径は約48μm(0.048mm)の超微粉となる。

その後、亜鉛のように金銀よりもいっそう青化液に溶融しやすい金属を投入することで
シアン液は亜鉛と還元し、金銀を放出する。
この金銀を沈殿採集するのが青化製錬のメカニズムである。

青化製錬
青化製錬 模式図

本鉱山は藩幕時代に発見、明治20年から開発され、
大正4年からボーリング調査が行われた。
昭和13年10月から付帯選鉱場が建設、金銀銅鉛亜鉛を産出する自山鉱山で、
選鉱場では200t/日の処理を行った。
鉛亜鉛の品位は低かったが鉱量が多く、時代背景から軍需産業として繁栄した。
1950年代には事業者が撤退したとのこと。

今回は廃道の奥に眠る金属鉱山跡。
選鉱所の文字は資料に残るが、
地元の方のご案内でようやく選鉱所に到達した。

選鉱所の形状は青化製錬所に酷似している。
詳細な資料が無い中での探索。
付帯選鉱場のピークを目指す。


磨鉱・破砕・濃縮・・・



付帯選鉱場
付帯選鉱場





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