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ライセンス情報番号  L2014001103 ライセンス情報登録日 2014/7/2 最新更新日 2014/8/20
基本情報             ※ 特許・実用新案、意匠、商標の簡易検索のページ(特許情報プラットフォーム|J-PlatPat)のアドレス  https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
実用新案 技術評価書のページURL: http://www7b.biglobe.ne.jp/~zuken/0abc/ 
タイトル  建造物のコンクリート成形に用いる型枠において、一定間隔の連結孔を設けた縁リブが、せき板の接続部(端部)に固定するコンパネフォーム型枠と、その型枠を連結する型枠連結具と、前記連結した型枠が対向して配列する間隔を支持する本考案の型枠締結金具  
出願番号 実願2013-004187 出願日 2013/10/9
出願人 平賀 健一
公開番号 実用 第3186865号 公開日 2013/10/9
特許番号 実用 第3186865号
特許権者 平賀 健一
発明の名称 コンクリート成形用の型枠締結金具
技術分野 土木・建築、その他
機能 部品の製造、材料・素材の製造、その他 
適用製品  せき板(ラワン合板又は合成樹脂板)の端から少し後退した位置に、連結用のガイドピンが貫通する連結孔を一定間隔に設けた木製((桟木))の縁リブ又は金属製、合成樹脂製等の縁リブが固定された型枠に適用する。
目的    建造物のコンクリート成形に用いる型枠において、一定間隔の連結孔を設けた縁リブが、せき板の接続部(端部)から少し後退した位置に固定されたコンパネフォーム型枠と称するシステム型枠と、配列する前記コンパネフォーム型枠同士の縁リブを専用の型枠連結具で連結し、前記連結したコンパネフォーム型枠が対向して配列する配列間を支持する本考案の型枠連結具(例えば、c-zu03.gif参照)  
効果

  本考案の型枠締結金具は、a-zu01.gifに示すように、コンパネフォーム型枠同士が連結する縁リブ同士間に、本考案の型枠締結金具が具備する連結体を挟み込み、その連結体と縁リブ同士に設けられた連結孔に、連結用のガイドピンを挿し込み固定する法方により、施工精度の一定化及び組立解体作業の効率化を図り、コストダウンと工期短縮の効果を得る。
 また、板セパは、プレスと金型があれば簡単に加工できるため、暇な時叉は待機時間(手待時間)を利用して板セパを作ることが出来る。

技術概(代表図)

daihyouzu

   本考案の型枠締結金具は、バタ材締付具を具備する連結体と板セパにより構成され、板セパにはイa-zu01.gifに示すように保護管を装着した抜取転用型と、c-zu02.GIFに示すようにコンクリート面から突出する不要部分の断面欠損部から捩って切取る打込み型(埋め込み型)が有り、前記板セパは、開先口を有する連結体に挿入することで連結体に設けられた連結孔と一致する連結孔が設けられ、その連結体にはバタ材締付具がボルト又は溶着により具備されている。
 これにより、
c-zu03.gifに示すように連結する縁リブ同士の空き間に設けられたセパ溝に板セパがセットされた連結体を配置し、前記連結体と縁リブ同士に設けられた連結孔にガイドピンを挿し込むことで出現する、ガイドピンの先端に設けられた貫通孔に係止ピンを挿し込み、その末端部に螺合する六角穴ボルトを回転させることで、せき板同士が当接すると同時に六角穴ボルトの回転が止まり、前記縁リブ同士の空き間を保持した状態で連結すると同時に型枠締結金具が具備する連結体が前記ガイドピンに掛止固定する。
 
これにより、ネジ螺合作業がないため、作業能率が向上する。

特許権譲渡 【可】 特許権実施許諾 【可】
登録者情報             ※こちらをクリックすると登録者情報の詳細を表示できます。    登録者情報詳細表示
登録者名称 平賀 健一

その他情報
アピール内容   建造物のコンクリート成形に用いる型枠工事において、専門的な知識を必要とする型枠大工(ベテラン作業員)の不足により、東日本大震災の復興住宅及び地域の再開発インフラ整備等の工事の遅れだけでなく、工事費の高騰などにより社会経済の悪影響を受けている。
 そのため、組立式システム化による
「本考案のコンパネフォーム型枠と、その組立に使用する本発明の型枠連結具及び本考案の型枠締結金具」を開発し、特許取得。
 これにより、
コンパネフォーム型枠は、組立式システム化のため現場加工がなく、コンパネフォーム型枠の割付図に基づき配列し、配列したコンパネフォーム型枠連結部の縁リブに設けられた連結孔に、専用の型枠連結具が具備するガイドピンを挿し込み締付けることで、敷バタに対して直角(垂直)になるため、下げ振り作業が不要であり、開口部叉は打込み部材が取り付く位置はコンパネフォーム型枠に記入されるため作業に使う道具が少なくて済む。
 また、型枠組立解体作業が簡単で特別な技能を必要としないため、初心者でも一週間程度の研修をすればコンクリート住宅の型枠組立解体作業に従事出来るようになる。
 さらに、
本考案の型枠締結金具に具備する板セパの加工は、プレスと金型があれば簡単に製造ができるため、特別寸法に応じた板セパ作りが自社で出来るため、その板セパの調達が迅速化する。
(技術概要
daihyouzuはコンクリート住宅の型枠構成部材の配置を示す。c-zu03.gifは型枠締結金具の形態及び取付手順を示す。)
 
備考-1:防災住宅としてWPC(コンクリート版を現場で組立)の住宅が評価されておるようです、この住宅は耐火構造で、強風にも強く耐久性に勝れていますが、大きなコンクリート版を大型のトラックで運び込み、組立に大型の重機が稼動することから、近隣対策と立地条件による制約を受ける。
 その点、コンパネフォーム型枠を使用した現場打ちの鉄筋コンクリート住宅の施工は、4トン
車の生コン車が通行できれば工事が可能であり 、施工費については標準化組立式システム化のコンパネフォーム型枠を使用することで、木造住宅並の施工費で鉄筋コンクリート住宅を施工することが可能となる。
 現場打ちの鉄筋コンクリート住宅は、壁とスラブ(床版)が一体であり、広い部屋(ワンルーム)にも適すことから、間仕切壁の配置が容易である。
 
備考-3:鉄筋コンクリート(壁式構造)住宅と木造住宅との躯体工事費の比較(参考例)  
 そのURL:http://www7b.biglobe.ne.jp/~zuken/11pr/の段落Cを参照。
特許番号1 特許第5289530号 特許番号2 実用新案登録第3182288号
特許番号3 実用新案登録第3186865号 特許番号4  
関連特許国内 【有】
関連特許国外 【無】    
概略イメージ

a-zu01.gif

c-zu02.GIF

c-zu03.gif

実施実績   【無】   
許諾実績   【無】   
対価条件 一時金 【要】  
希望譲渡先 国内 【可】  
対価条件 一時金 【要】  
ランニング 【要】  
希望許諾先 国内 【可】 建築金物製造業者、型枠資材製造業者、金属加工業者、合成樹脂製品製造業者、ボルト類製造業者、木材加工製造業者、住宅プレハブ製造業者、ゼネコン、商事会社、事業創出希望者
開示情報 図面開示【有】
代表図
daihyouzu
代表図  コンクリート住宅の型枠組立状況を表す説明図
図面1 a-zu01.gif   ◆板セパ抜取り転用式の型枠締結金具の詳細を表す片側断面詳細図
        ◆従来式の丸セパにバタ材締付金具を接続した型枠締結金具を表す片側断面詳細図
図面2 c-zu02.GIF  ◆板セパ打込タイプによる型枠締結金具の詳細を表す片側断面詳細図
        ◆連結体不要の板セパ打込タイプによる型枠締結金具の詳細を表す片側断面詳細図
図面3 c-zu03.gif  板セパ抜取式による型枠締結金具の形態及び取付手順を表す断平面図
試作品評価【否】
設備売却の意志【無】
設備購入ルート 自社ルート提供【否】
設備メーカ紹介【否】
販売ルート 自社ルート提供【否】
販売会社紹介【可】
追加情報

本発明又は本考案のコンクリート成型用型枠部材は、コンパネフォーム型枠連結具(実用新案 登録第3182288号)を連結する型枠の連結具(特許第5289530号)と、前記連結された型枠が対向して配列する型枠の間隔を支持する型枠締結金具(実用新案 登録第3186865号)により構成される。
1)システム化によるコンパネフォーム型枠の組立は、型枠割付図に基づき、型枠連結具と型枠締結金具により組立てるため、作業が簡単で能率的に勝れ、一定の精度が確保される。

 また、開口部枠、電気設備関係に必要な打込み物の取付位置は型枠に記入されるため、下げ振り作業の必要が無く、特別な技能を必要としないため作業員の確保が容易である。
 2)土木工事で多く使用されるメタルフォームと称する鋼製型枠の代替品としてコンパネフォーム型枠を使用することで、寸法調整が容易で安価なためコスト削減になる。
 備考:前記型枠締結金具は、財団法人 ひろしま産業振興機構からの支援事業助成金(平成21年3月)を受け、コンクリート型枠締付金具の試作品をつくり、その試作品を改良した物である。


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