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ライセンス情報番号  L2012001129 ライセンス情報登録日 2012/4/2 最新更新日 2014/8/20
基本情報             ※ 特許・実用新案、意匠、商標の簡易検索のページ(特許情報プラットフォーム|J-PlatPat)のアドレス  https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage 
タイトル a: 建造物のコンクリート成形に用いる型枠において、一定間隔の連結孔を設けた縁リブが、せき板の接続部(端部)に固定したシステム型枠が配列する、前記縁リブ同士を連結するためのガイドピンを具備した本発明の型枠連結具(例えば、技術概要の代表図を参照)
出願番号 特願2011-219618 出願日 2011/10/3
出願人 平賀 健一
公開番号 特開2013-079514 公開日 2013/5/2
特許番号 特許第5289530号
特許権者 平賀 健一
発明の名称 コンクリート成形用のコンパネフォーム型枠の連結具
技術分野 土木・建築、その他
機能 機械・部品の製造、その他
適用製品  本発明の連結が具備するガイドピンが貫通する孔を一定間隔に設けた縁リブが、せき板(ラワン合板又は合成樹脂板)端の一部を残して固定してなるコンパネフォームと称する木製(桟木)、金属、合成樹脂等のシステム型枠の連結に使用する製品
目的  一定間隔の連結孔を設けた縁リブが、せき板の接続部(せき板端より少し後退した位置)に固定するコンパネフォームと称するシステム型枠が配列する縁リブ同士に設けられた連結孔に、前記型枠連結具が具備するガイドピンを挿し込むことで出現するガイドピンの先端部に設けられた貫通孔に係止ピンを挿し込み、前記ガイドピンの末端部に螺合する六角穴ボルトを回転させると、連結する、せき板同士が当接すると同時に六角穴ボルトの回転が止まり、システム型枠同士が連結することを目的とする。  (例えば、a-zu02.gif参照)
効果

発明の型枠連結具は、一定間隔の連結孔を設けた縁リブが、せき板の端から少し後退した位置に固定するコンパネフォーム型枠と称するシステム型枠が、連結する縁リブ同士間の間隔(空間)を保持した状態で連結する。そのため、縁リブ同士の連結面の摩擦抵抗を受けないことで、型枠解体作業が簡便化し、作業能率が向上する。 また、発明の型枠連結具は、一定の範囲内で、挟着代の調整ができる。さらに、連結具の体積が小さく軽いため携帯作業に勝れる。

技術概(代表図)


a-zu00.gif

 本発明の型枠連結具は、所定の長さを有する丸棒の先端が細くなるテーパーを有し、その先端部に係止ピンが貫通する貫通孔を設け、その貫通孔から後退する所定の末端部軸心に雌ネジを設け、その雌ネジに丸座金又はキャップを介して六角穴ボルトを螺合してなるガイドピンと、前記先端部に設けた貫通孔に挿し込むための係止ピンとにより構成される。
 これにより、
コンパネフォーム型枠等のシステム型枠が配列する、縁リブ同士に設けられた連結孔に前記ガイドピンを差し込むことで突出する、ガイドピンの先端部に設けられた貫通孔に係止ピンを挿し込み、そのガイドピンの末端部に螺合する六角穴ボルトを回転させることで、せき板同士が当接すると同時に六角穴ボルトの回転が止まり、縁リブ同士の空間を確保した状態で、前記型枠が連結することになる。
 また、
ガイドピンの末端部軸心に設けた雌ネジに六角穴ボルトが螺合する形態にしたため、前記六角穴ボルトのネジ部が、連結する縁リブの連結孔側面に接触しないことからガイドピンの挿し込み又は抜取がスムーズになることを特徴とする。
(例えば、
a-zu02.gif又は代表図参照)

特許権譲渡 【可】 特許権実施許諾 【可】
登録者情報             ※こちらをクリックすると登録者情報の詳細を表示できます。    登録者情報詳細表示
登録者名称 平賀 健一

その他情報
アピール内容

課題:東日本大震災・広島土砂災害で流されたり倒壊した住宅の殆どが戸建住宅(木骨系プレハブ住宅)であり、今後、災害に強い鉄筋コンクリート戸建住宅が評価されるようになったが、住宅施工価額、熟練工を必要とする型枠大工の不足などから鉄筋コンクリート戸建住宅の普及が困難な状況である。
 鉄筋コンクリート戸建住宅施工の作業量が最も多い型枠作業を効率化を求め、
組立が簡単で作業員の個人差も関係なく一定の精度を確保し、工期短縮、施工費削減に役立つ、組立て式コンパネフォーム(木製のシステム型枠)を開発し、製品化企業募集中。
 いま、コンパネフォーム(木製のシステム型枠)の型枠パネル(せき板の背面に縁リブを固定)の組立詳細及び配置割付を作図中であり、出来次第CADデータをインターネットで公開する予定。

 
 備 考
 組立式システム化の鋼製型枠(スリットフォーム又はメタルフォームとも言う)を、昭和47〜48年頃、日本住宅公団の工事で使用した結果、組立作業が簡単で作業員の個人差もなく一定の精度を確保し、工期短縮、施工費削減などので大幅なコストダウンに成功した。(当時はモルタル仕上げのため、スリットフォームを使用)
 しかし、この鋼製鋼製型枠は製品単価が高いため、転用30回程度の使用が求められる他、せき板と縁リブが一体化のため、消耗の激しいせき板の取替ができない、打込金物等の固定が困難、また、直射日光により組立中の鋼製型枠が熱くなり夏場は室内での作業が困難になることがあるなどから、複数枚連結した大型型枠を直上階にスライドして使用されている。
◇ 前記組立式システム化の
鋼製型枠に関する情報:http://www7b.biglobe.ne.jp/~zuken/suritto_form.htm
前記日本住宅公団朝倉団地中心施設棟の写真と工事記録
  http://www7b.biglobe.ne.jp/~zuken/asakuradanti_kouzikiroku476.htm

特許番号1 特許第5289530号 特許番号2 実用新案登録第3182288号
特許番号3 実用新案登録第3186865号 特許番号4  
関連特許国内 【有】
関連特許国外 【無】    
概略イメージ

a-zu01.gif

a-zu02.gif

 

 

実施実績   【無】   
許諾実績   【無】   
対価条件 一時金 【要】  
希望譲渡先 国内 【可】  
対価条件 一時金 【要】  
ランニング 【要】  
希望許諾先 国内 【可】 建築金物製造業者、型枠資材製造業者、金属加工業者、合成樹脂製品製造業者、ボルト類製造業者、木材加工製造業者、住宅プレハブ製造業者、ゼネコン、商事会社、事業創出希望者
開示情報 図面開示【有】
代表図
a-zu00.gifd
代表図  本発明による型枠連結具の詳細を表す断面図である。
図面1 a-zu01.gif  本発明のコンパネフォーム型枠、型枠連結具、型枠締結金具を使用して組立てた型枠の一例を表す 立面図である。
図面2 a-zu02.gif  各種縁リブの形状と、その縁リブ同士の連結状態を表す部分断面図である。
試作品評価【否】
設備売却の意志【無】
設備購入ルート 自社ルート提供【否】
設備メーカ紹介【否】
販売ルート 自社ルート提供【否】
販売会社紹介【可】
追加情報

本考案のコンパネフォーム型枠組立作業の精度と能率を高めるため、下げ振り作業をしなく、型枠各の版割付図に開口部枠、スリーブ等の打込物の位置を明記し、組立てる前に型枠各版にマーキングすることが重要である。


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