★ 豪雨強風に強い・外壁と屋根は鉄筋コンクリート構造とし、2階と3階の梁及び床は木構造とした、
ハイブリット構造の戸建住宅3建ての設計組立施工図を公開しますので参考にしてください。
これについては、リフォーム工事を専門業者に相談しましたが新たな設計を求められ、一階の床から道路までの間を
バリアフリーの戸建住宅を自分で設計する事になり、コンパネフォームと称する木製のシステム型枠を製造業者に依頼したが、
新規性を有するため特許侵害の可能性が有るからと言われ、特許出願について広島発明協会のアドバイザーさんに相談した結果、
(財)ひろしま産業振興機構(平成20年度第2回 新事業創出チャレンジ企業支援事業)に参加する事を勧められ、
コンクリート型枠に関する開発に取り組みましたが、体が震えて動く事が難しくなり(身体障害者3級要介護3級)、
後継者がいないので、仕方なく仕事を続けています。
★ システム型枠使用の経緯について:型枠鉄筋組作業員の不足により、昭和49年メタルホームと言う鋼製型枠を使用して成功したがその後、
鋼製型枠は重たいなどの理由で使用され無くなり、会社退職後平成10年に木製のシステム型枠の改善に取組み、
平成20年にひろしま産業新興機構の新事業創出ベンチ企業支援事業に採用され改善を繰返し現在に至る。
★ 従来のシステム型枠にはせき板と縁リブで構成され、鋼製、樹脂、木製が有りますが、連結する左右の縁リブ同士の側面が密着する事と
コンクリートの厚みを支持する複数本必要とする丸セパのネジ部がせき板の孔に絡むなどの理由により脱離を困難し、システム型枠の破損が増える。
また、鋼製、樹脂、型枠では、釘の打込みが出来ないため、インサートなどの打込み材の固定が困難ことなどの欠点がある。
これに対して、ハイブリット構造の戸建住宅3階建ての設計では、コンパネフォームと称する木製のシステム型枠を使用する事になり、
そのコンパネフォームの形態及び特徴は、連結する木製のせき板の端から12ミリ程度後退した位置に縁リブを固定するため脱離が容易になる。
コンパネフォームが連結するせき板の左右に縁リブ間24ミリ程度の隙間がある事から左右の縁リブが接する事がないためる。
また、せき板同士が連結する連結部に丸セパが取り付くため、脱型が容易になる利点がある。 コンパネフォーム連結部の詳細図
★ 鉄筋コンクリートの壁に取付く木製の梁及び床を固定したハイブリッド構造のメリットについては、
鉄筋コンクリートの養生期間(梁底で28日間程度)必要なくなり、工事期間短縮及びコスト削減に、かなりの利点がある。
鉄筋コンクリート壁に2階、3階に取付く、木製の梁を接続する接続金物及び木製の梁取付詳細図(ハイブリッド構造)
2階、3階のフラッシュパネル床を示す取り付詳細図
★ 住宅地域での 3階建て戸建住宅の設計について
私は
聞き取り難い話し難い左足が痺れるなど、子どもの時からの難病に耐え、いまでは手が震えて字が書けない、
歩けないため車椅子と電動シニアカーを利用して生活しております。
そのため、リフォーム工事を専門業者に相談しましたが新たな設計を求められ、一階の床から道路までの間をバリアフリーの
戸建住宅を自分で設計する事になりましたので、将来の事を考えて新規な工法である外壁と屋根は鉄筋コンクリート構造とし、
2階と3階の梁及び床は木構造とした、ハイブリット構造の戸建住宅3階建てを設計しましたので、設計画像を貼り付けて説明します。
建築面積:8.36(仕上げ面)x5.66(仕上げ面)=47.31u(1F) 47.31x3=141.93u(1〜3F) 延べ床面積約141÷3.3=42.7坪。
壁:厚み20ミリの断熱ボードを壁躯体に直接貼り付けてクロス仕上。 床:クッションフロア張り。 天井:木製の梁、木製の床材を化粧とする。
下記の図面は、AutoCAD LT 2005.dwg により実寸で作図し、作成図面全体を表す。(枠線は、A3サイズH寸法297ミリの倍数)。
パソコンにAutoCAD LT がインストールしている方に限り、希望される方はファイルを添付しますので、Eメールで連絡下さい。送り先::zuken@kuc.biglobe.ne.jp

※ 詳しくは、以下 設計画像により説明します。
★設計画像

【説明】
壁:厚み20ミリの断熱ボードを壁躯体に直接貼り付けてクロス仕上。床:クッションフロア張り。1,2Fの天井:木製の梁及び床材を化粧にする。3Fの天井は、
石膏ボード下地クロス仕上。電気、給排水設備工事の業者は未定。コンセント、クラースリーブ、換気口等の位置は未定。ソラーパネル用の予備配管の位置は未定。
配管、配線等はメンテナンスのため、出来るきるだけ露出が望ましい。 壁際にロッカーなどを配置するめコンセントの位置は梁下が望ましい。
※ 1階スラブ下の空間は設けないこと。 1階の床から道路までバリアフリーにする。 車椅子、電動シニアカでの生活に適す。オール電化を望む。

【説明】
壁と屋根は、鉄筋コンクリート構造とし、梁と床は木製のハイブリッド構造とする。 屋根鉄筋コンクリートのl勾配は2%程度がのぞましい。
ハイブリッド構造とする特徴は、豪雨台風に強い。 3階建てにする事で建ぺい率に対して床面積の比率が有利になる。梁と床を木製構造とする事で、工期短縮、コスト削減を図る。
屋根スラブについて、主筋のスぺ−サブロックは1m角に1個とし、プトレート付きスぺ−サブロックH=2cmが望ましい。天井インサートを使用のこと。
支屋根スラブの支保工は、養生期間の確認が重要。支保工について、枠組み足場を使用する事が望ましい、支保工の構造確認をする事(安全係数5)。
壁筋について、被り3pと増し打ち2p≃5pとする。(壁
鉄筋用スペーサーブロックドーナツ型 被り5pI)が望ましい)
工具については、電動ドライバー又はインパクトドリルを使用する事が望ましい。 加工は、工場で行い
現場で組み立てる事を原則とする。

【説明】
基礎の設計は、地盤の状況により決める。 1階スラブは、基礎工事に含まれる。

【説明】
高さ制限に注意。 (最高の高さ10m以下)し、サッシュの取付は、躯体開口部に合わす。軒樋は、金属製又は塩ビ製。 縦樋は塩ビ製。 取付金物は金属製。

【説明】
バルコニーと玄関の庇は、任意とし、アンカボルト等で固定する。(分離可能にする)

【説明】
工場で製作する事。L形鋼はクロームメッキ。

【説明】
手摺子はミガキ丸鋼10Φにする。工場で製作及び塗装し、現場で取り付る。

【説明】
分離可能にする。

【説明】
分離可能にする。



【説明】
水切り目地は止め枠に接着固定とする。サッシは躯体に合わす(ゼロ納まり)。サッシアンカーはボルトで止めると良い。サッシとアンカーは直接溶接固定すること。

【説明】
突っ張り棒の固定は木ネジを使用する事が望ましい。(参考にして下さい)
【備考】
★ 広島土砂災害、西日本豪雨災害などをテレビのニュースにより、コンクリートの基礎を残し、流されたり倒壊する家屋を見て
住宅構造の見直しが必要と感じ、鉄筋コンクリートの壁に木製の梁と床板を連結金物で接続固定した
合成のハブリッド構造の戸建住宅を提案し、設計加工組立図を作成しましたので活用願います。
★ 事例
広島市安佐北区
所在地の高陽ニュータウン造成工事中(昭和50年代)に自然災害に強い鉄筋コンクリート(プレイキャスト)の公営住宅5階建が
およそ数十棟建設され、真亀3丁目〜5丁目には、鉄筋コンクリート(プレイキャスト)2階建の専用住宅が、およそ数百棟建設されました。
その他の地域では木造住宅が多く建設され、台風による屋根瓦の被害が見受けられます。
管理者 住所:広島市安佐北区亀崎1−14−1 氏名:平賀健一(S16年 生) Eメール: zuken@knc.biglobe.ne.jp
生活状況:月水金の午前中は、デーサービスに通い 午後2時〜2時30分まで事務所におります。その他は自宅におります。
以上よろしくお願いいたします。
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リンク集
☆ 最新の公開特許情報
コンクリート型枠の締付金具
☆ 現場監督時代 朝倉団地(知多市)
リンク先:
asakuradanti.htm
☆
会社の休日を利用してつくった事務所の工事記録
URL:http://www7b.biglobe.ne.jp/~zuken/-1/
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