Maintenance & Modify



19.プロペラ・シャフト・カップリング異音調査&マフラー補修 (98.08.22)

 静岡の工場でオイル交換をした後に、富士市から山中湖方面へ上っていった際にリアの方から”カラカラ”音がするようになりました。初めマフラーが割れたか?と思い下回りをのぞくと、リア側プロペラシャフト・カップリングあたりから音がしている様で、ペラシャフトの振動も若干発生している様です。しかし、リフトアップして確認するとカップリングに異常は見受けられませんでした。しかも、どうもこの異音は走行しだして50kmくらい走ったあとでないと発生しないようです。
 従って、原因究明の為に静岡の工場に持っていきました。金属が擦れる様な異音は確かにリアのカップリング周辺からしていましたが、カップリングをはずして点検してみましたが異常は見あたりませんでした。メカニックさんが唯一つ気になるのが、ペラシャフトの結合部のボールベアリングに金属のカラーが被っているのですが、それとボールとの相性が悪いかもしれないとの事。で、ペラシャフトをすべて脱着して、そのカラーをセンター結合部のそれと交換してみました。このように、原因究明のためにプロペラシャフトのO/Hをしてしまった感じで、ついでなので結合部に充分なグリースアップもして頂きました。その後は、問題のカラカラ音も消えたので、原因はこの金属カラーとボールとの相性が悪くて、異音を発生してしまった様です。
 プロペラシャフトの脱着をした際に当然マフラーを脱着するわけですが、テールマフラーの太鼓とパイプの接合部にクラックが入っていて今にもマフラーが落ちてしまう寸前だったので、これも溶接で補修してもらいました。


結局ペラシャフトのO/Hに・・

マフラー落ちそう

溶接で補修しひとまず安心

費 用 一 覧
品 名 ・ 品 番            数量    単価    価格   
マフラー補修工賃 1 3.500 3.500
プロペラシャフト点検・修理工賃 1 0 0
合計 3.500
ペラシャフトのO/H工賃が・・ なんか申し訳無いです。

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20.ユーザ車検 (98.09.14)

 75の車検とパンダの車検が1ヶ月のうちに相次いでやってくるので、出来るだけ経費を抑えようとユーザ車検に挑戦しました。今年は静岡の工場でリフレッシュもしたし、先日もペラシャフトの異音を直してもらった際にもついでに点検してもらっているので問題は無かったです。
 まず、前日に某大学のキャンパス内で下回りの洗浄及び簡単な整備をして、車検当日には友人につきあってもらいユーザ車検に望みました。光軸等に若干の不安があった様ですが(私は全然気にしていなかったけど・・)ひとまず検査ラインに乗せました。練馬の車検場は自動テスターが導入されていて、電光掲示板に表示される 指示に従って車の操作をしていけばいいので簡単です(ただ初めてなのでドタバタしましたが・・)。 結果は光軸も特に問題なく通ってしまい一発合格でした。ユーザ車検は安いし早いし簡単でした。実は後日パンダの方もユーザ車検で通しました。

車体番号はトランク内にあります!

費 用 一 覧
品 名 ・ 品 番            数量    単価    価格   
検査申請書類 1 30 30
自賠責保険料 1 27,600 27,600
自動車重量税 1 37,800 37,800
検査登録印紙代 1 1,400 1,400
合計 66,830

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21.遮熱板/ウォッシャータンク/電動アンテナ交換 (98.12.30)

 お世話になっている静岡のガレージに事故って廃車予定の75TSがある事を聞いて、早速部品を貰いに行ってきました。75TSのオーナーは知り合いなので、事前に電話で部品取りの承諾はとってます。
 事故った75TSは前がつぶれているだけで、その他はほとんど再利用可能でした。もし保管場所さえ確保できれば、そのまま1台部品取りとして確保したいと思うほどです。
 今回部品として確保したのは以下です。(大きい物等はガレージの方に脱着はお願いしてます。部品代&工賃はまだ未定)
==> 後日判明したのですが、当日取り外して来てしまった物以外は、諸般の事情で手に入らない事になってしまいました(涙)


遮熱板は絶対に効果的でしょう!
で、先日自分で取ってきた部品を自分で交換しました。
  1. 遮熱板
     75TSのブレーキマスターシリンダーはエキパイの真上にあります。従ってエキパイの熱がもろにあたりあまり好ましくありません。以前より遮熱板を自作するつもりだったのですが、遮熱板が手にはいったので早速取り付けました。装着した感じでは、たった1枚のアルミ板なんですが、直接熱が当たらない分かなりの効果がありそうです。
  2. ウォッシャー・タンク
     遮熱板が無いためにウォッシャータンクももろにエキパイの熱が当たってしまいます。タンクに満タンに水を満たしていれば大丈夫なのですが、水が少なくなった状態のままにしていると溶けてしまい穴が空き水漏れをしてしまいます。私の75も穴があいてしまっていたので交換しました。
  3. 電動アンテナ
     電動アンテナを折ってしまって以来、ユーノスロードスターの固定式のアンテナを付けていました(アンテナはネジ込みなので、通常付けてませんでした)がスタイル的にもアンバランスだったので、電動アンテナも交換しました。やっと、ラジオを聞ける様になりました。

費 用 一 覧
品 名 ・ 品 番            数量    単価    価格   
ブレーキマスタ遮熱板(中古) 1 0 0
電動アンテナ(中古) 1 0 0
ウォッシャー・タンク(中古) 1 0 0
ドアハンドルノブ(中古) 4 0 0
合計 0

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22.スパーク・プラグ交換 (99.01.30)

 スパーク・プラグを2年ぶりに交換しました。プラグは消耗品とわかっていたのですが、なかなか交換出来ずに2年も経ってしまいました。今までは容易に手に入るNGK(NGK BCP6ES)を装着していたのですが、ちょっと奮発してLODGEのゴールデンプラグを入れました。多分、絶対的な性能はNGKの方が良いのでは?と思いますが、ROMを書き換えてくれた友人曰く「音が変わるよ!」という囁きを聞いたので試してみる事にしたわけです。
 結果は、先入観があるのかも知れませんが、確かに音がすごく良くなった!ように感じました。NGKとロッジのプラグでは、電極形状(特に接地電極形状)がちがうので燃焼の仕方が微妙に違ってくるからなのでしょうか? 何はともあれ良い感じです。

 75TSの標準プラグはロッジだと25HLDです。今回買ったのは 2HLDでしたが、どう違うのかわからなかったので主治医さんに聞いてみました。2HLDと25HLDとの違いは熱価の違いだそうです。2HLDはNGKの7番くらいに相当し、25HLDは8番くらいに相当するそうです。ただ、ロッジのプラグはNGKのプラグとかと比較するとかなりワイドレンジなんだそうです(2HLDは3番〜9番程度をカバーするらしいです)。それと、最後の”D”はプラグレンチ径を示していてDが付くと細い方で、つかないのは太い方だそうです。ちなみにジュリア系は2HLが標準だそうです。それと、75乗りのなかのさんに教えて頂いたのですが、D付きが利用されているのは75TSと164TSだけだそうです。また、25HLを利用しているのは、スッド、33、ARNA、75ターボ、164ターボ2.0だそうです。(なかのさん、いつも有り難うございます)


LODGEの電極(燃焼効率良さそう!)

NGKの電極(見慣れた形状)

費 用 一 覧
品 名 ・ 品 番            数量    単価    価格   
SPARK PLUGS (LOGDE GOLDEN 2HLD) 8 1,000 8,000
合計 8,000
4気筒なのに8本のプラグってのは金銭的にはちょっと痛い・・

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23.エアー・フィルター交換 (99.02.22)

 スパーク・プラグに続き、エアー・フィルターを交換しました。時々ガソリンスタンドなどで、エアー・フィルターは掃除していましたが、さすがに汚れ過ぎてしまったので交換しました。
 どうせ交換するなら、K&N等のスポーツ・フィルターや、毒キノコとか呼ばれているダイレクト・エアー・フィルターにするか迷いましたが、本格的にサーキット走行やレースに出場するわけでもないし、排気系はノーマルのままなので、高いお金をかけて収気系を効率良くしたところでそれほど効果が望めそうもないだろうと、標準のエアーフィルターにする事にしました。(やっぱり、収排気のチューニングをするのであれば、トータル・チューニングが必要でしょうから・・)
 で、純正のエアーフィルターの価格を調べたところ、アレーゼなどのディーラーで購入すると7千円近く掛かるみたいなので、京都のホリイ・トレーディングで発売されているエアー・フィルターを購入しました。(実は滋賀のゆうさんに買ってきて頂きました。ゆうさん、ありがとう!)
 この購入したフィルターはIAPから取った物の様で、純正のエアーフィルターと較べて形状も材質も全くかわりありませんでした。箱には"tecnocar FILTRI ARIA A-385 AIR"と書かれていてmade in italyみたいなので、多分OEM部品と思われます。なかなかコストパフォーマンスが高くお勧めです! また、箱に書いてある適合車種は、alfetta 2000i(Motronic)/alfa75 2000i(Motoronic)/alfa90 2000i(Motoronic)/alfa 6 2500i (N.119110840200/162140840200) でした。

費 用 一 覧
品 名 ・ 品 番            数量    単価    価格   
エアーフィルター(tecnocar FILTRI A-385) 1 2,980 2,980
合計 2,980

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24.ディストリビューター・ローター故障 (99.02.28)


デスビ・ローターを外したところ

新品のデスビ・ローター
 プラグとエアー・フィルターを交換して調子いいぞーと思っていたら、エンジンが調子悪くなってしまいました。症状は、アクセルを踏み込み発進する時や加速する時に1,500〜3,000回転くらいで、エンジンが吹けなく、ボボッ!ボボッ!と息継ぎをするようになりました。そして、この症状は徐々にひどくなって来ました。ただ、不思議と3,000回転を越えた後は、若干加速が鈍いかなあと感じたくらいで、その症状がでませんでした。また、アイドリングも安定していました
 そんな中、家の用事で岐阜に行く用事ができたので、帰りのついでに静岡に主治医さんの所に寄って診てもらいました。ガス欠と同じ様な症状(以前にガス欠で交差点の真ん中で止まった事あります)だったので、友人と私も燃料系、特に燃料ポンプ不良では?と思っていたのですが、症状を診るなり主治医さんは「デスビのローターが劣化してしまい、プラグまで電流が行かずにプラグがスパークしていない」のが原因と突きとめました。その診断時間はエンジンを掛けてから、たったの4分でした。スゴイの一言です。
 TSの場合は、デスビが2個付いていて、各気筒のプラグにそれぞれ電流を供給しています。従って、今回の様にデスビの1個が壊れていても他のデスビがもう一系統のプラグに電流を供給するので何とかエンジンが止まる事はありません。ただ、低回転でアクセルを煽った場合1プラグでは燃焼しきれずにかぶった状態になってしまった様です。つまり、75SS(シングルスパーク)で走っていたワケです。
 原因がデスビのローターと解ったのですが、このローターはなんでも単品では手に入らないらしく、普通であればデスビASSY交換になってしまう様です。価格は大体6〜7万円もするそうです。その話しを聞いてメチャ暗くなってしまいましたが、主治医さんは何故かそのローターを単品で持っていました。ラッキー! 早速ローターを交換して頂き、75SSから75TSに無事戻りました。
 もし、これが技術の無い整備工場で診てもらっていたら、問題の無い燃料ポンプなどがまず交換され、それでも症状が直らないのでさらに調べて原因となったデスビローターの交換になっていた可能性が大きいです。そうなったら、燃料ポンプ&デスビAssy交換で15万円強の修理代になっていたにちがいありません。
 今回ほど、良い主治医に恵まれツインスパークエンジンだったことをありがたく思った事はありませんでした。

費 用 一 覧
品 名 ・ 品 番            数量    単価    価格   
ディストリビューター・ローター 1 ?? ??
      〃      工賃 1   ??
合計 ??
まだ請求書が届いていません。ローターは7〜8千円位だそうです。

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