’98 裏すねCup第3戦 〜那須モータースポーツランド〜 (98.08.01)


サーキット走行2回目、ちゃんとタイム計測してもらったら・・・     やっぱりドンガメだった。


 我が家のパンダの主治医である桶川のショップであるGAP主催の那須モータースポーツランドでの走行会に75で参加しました。
 この走行会は、丸一日サーキットを貸し切って思う存分走れるのと、全周回タイム計測を行ってくれます。さらに、参加車はほとんどGAPのお客さんやそのお友だちであり、大変フレンドリーな走行会ということで参加する事にしました。

 走行会は、車両によりクラス分けされ、75は155−8Vと一緒のクラスでの走行でした。走行会は午前中はクラス毎に約30分のフリー走行を2セット、昼食のあとに今度は午前中の走行タイムによりクラス分けを行い、各クラスで10ラップずつの模擬レースを行い、そのあとは終了時刻までフリーの走行というスケジュールでした。

1.フリー走行1本目
 フリー走行は155−8V、155−16Vと一緒のクラスでした。出走は全10台でそのうち知り合いが7人もいたので、比較的リラックスして走行に臨めました。前回のエビスは雨降りでウエットだったので、いやと言うほどスピンをしたので、その記憶があるためかコーナーが非常に怖かったです。路面はドライだし、75はパワーが無いので、スピンする危険性は少ないとわかっていても、コーナーでは異常にスピードを落としてしまっているみたいで、コーナー手前ではだいぶ離れていた後続の車がコーナー出口ではすぐ後ろにきてしまうという、走る障害物になっていたようです。

2.フリー走行2本目
 1本目は、前を行く車の後についていって、ライン取りやらブレーキングポイントを勉強しようと思っていたのですが、私がカメのためすぐに置いて行かれてしまうので、あまりよく勉強できませんでした。そこで、プロドライバーの方に75の運転をしてもらい、横に乗せてもらいました。さすがにプロ、車の挙動が非常になめらかに感じます。急の付く動作がまったく無いんです。75はかなりロールをするので、そのロールの揺り返しを上手に使って曲がる様にと教えて頂きました。で、運転を交代して教えて頂いた事を実践しようとしましたが、頭ではわかっているのに、身体は動かない状態でした。もっと練習しなくちゃですね。

3.模擬レース
 昼食後に模擬レースの組発表があり、私は当然のごとく一番遅い組です。同じ組にはパンダとかの少排気量の車が多いです。わかってはいたけど何とも情けない。できればパンダにだけは負けたく無いなあと思いながら、スタートしました。75の前にはパンダが2台走ってます。ストレートではさすがに75の方が速いので詰める事ができるのですが、ヘボ腕の為コーナーでは離されるって感じで、結局その状態が延々と最後まで続いてしまいました。そうこうしている間に最終周となり、今回一番ビビッった事が起こりました。ヘアピンの手前で、前を行くパンダがスピンをしました。少し距離があったので何とか避ける事ができましたが、もう少し距離が近かったらと思うとぞっとします。


タイヤ酷使するんですね

見応えのあったアルファロメオ対決

走行後の反省会?

 2回目のサーキット走行も、車を壊す事なく無事に終わりましたが、成績は予想はしていたとはいえ 散々な結果でした。75はFRだし前後バランスも良く、非常にポテンシャルの高い車といわれているのにこの結果では、75に申し訳ないなあと思ってます。まあ、「ローマは1日にして成らず」なので、ぼちぼちと練習していくつもりです。次回の課題は、1.コースを予習をする事と、2.コーナー手前のブレーキング(突っ込み過ぎたり、速度を落としすぎたりと安定しなかった)としたいと思ってます。

 今回の様な走行会では、私の様に初心者で遅い車も、かなり速い車も混走する場合があります。自分で走ったり、他の人達の走行を見ていて、今回一番勉強になったのが、「ミラーを良く見ること」と「他の車に自分の意志を明確に伝える」ことの2点がお互いの安全の為に非常に重要だということでした。
 その他、いろいろと思う事はありましたが、遅いなりにも充分にサーキット走行を楽しむことができました。また、機会があったら積極的に走行会に参加しようと思います。


[ BACK ]