家族の希望で退院となり、そのまますぐに自宅で亡くなった認知症の1ケース
ケース名:K.N.性:女性 年齢:83 要介護5 主介護者(続柄:姉妹 ) |
日常生活自立度(C2)認知症自立度( M ) 歩行( 全介助 ) 食事( 全介助 ) 排泄( 全介助 ) 入浴( 全介助 ) 意思疎通( 不可 ) |
本人家族の希望・要望 家族:家で最期を迎えさせたい |
家族の状況 |
現病歴と経過(病名:アルツハイマー型認知症、脳出血後遺症、心筋梗塞) 平成27年7月に急性心筋梗塞のためステント挿入。8月に退院し、グループホーム入所。11月2日嘔吐して、意識低下。頭部CTで左脳出血と診断され、保存的治療。状態が安定した後、平成28年2月に転院し、リハビリを続けたが、誤嚥性肺炎をくり返したため、大腿静脈から中心静脈カテーテルを挿入。補液の種類により熱発したため、家族は次第に不安になって、自宅退院を希望。6月21日にケアマネジャーに連絡。28日に退院の予定となった。しかし熱発し退院延期。そのまま退院前カンファとなった。家族は1日でも早い退院を希望。そのため、カテーテルはそのままで、7月1日(金曜日)に退院となった。 |
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振り返り |