「音楽部屋」久々のUPっす。
トーン改善、ようやく落ち着きスタジオ練習でもそこそこいい感じに・・・
今回は、スタジオ持込み時の軽量化と、深夜のヘッドホン使用自宅練習での効率化で手持のアンプmarshall VS-100のヘッド化をやっちまいます。
スタジオやLIVE用にMESA BOOGIEのヘッド購入を本気で考えましたが、まだ毎月の1000円貯金が追いつかないので、手持のアンプを使ってサクッとヘッド自作します。
まずは、実際のアンプの寸法取りから。使うのはアンプ部分とリバーブユニットだけなので横幅、奥行き、天板のネジ位置を測ります。そいで、CADで実寸の図面を起こしました。
続いて、今回は板で箱を作り、トーレックスの仕上げまでするので、板の厚み決めと、その外寸・内寸に合わせたトーレックスのCAD図面もサクッと作成。
多分DIYで一番妄想が膨らむ楽しい時間ですな(笑)
トーレックスもネットで注文し、下準備が出来たので、必要な資材の購入っす。ネットで自作されてる方の情報を集めて採用する木を決定しました。今回は安価で加工がしやすく強度も底々の「パイン集成材」に決定。早速近くのカインズに図面を持って調達に行く。
寸法が決まっているので、購入後その場で切断してもらおうかと思いましたが同行した嫁さん・子供の期限が悪くなってきた(泣)ので後日切断へ。寸法を伝えると5分ほどで切断完了。あっという間です(笑)。
ちょうど、トーレックスも到着していたのでその日で制作開始!勿論自宅でやるので嫁さん・子供は実家へ強制送還っす(笑)。会社で穴あけ用のドリルを借りて速攻で自宅へ。
ちなみに、今回の作業で使った工具類は次のとおり。
1.ドリル
2.カッター
3.ドライバー
4.ヤスリ
5.小型ハンマー
6.木工用ボンド(速乾)
これで、OK!
これが、組み立て前の画像っす。ちなみに神ペトルーシ様が愛用するマークUC+(茶色いトーレックス)のイメージでそれっぽいトーレックスを注文しました。

あ〜DIYの醍醐味が今から襲ってきます(笑)
まず切断した板を合わせて問題ないかチェック。外したアンプを天板と横板で挟んで確認!バッチリOKでした。後は天板に固定するアンプのネジ穴と取っ手のネジ穴の位置を確認しドリルで穴あけ。
続いて、板自体の角取りと接合部のバリをペーパーやヤスリで落とします。
仕上がったら、箱自体を接着&ビスで固定します。但し、この段階で後でトーレックスを張るのでネジは半分程度ねじ込んで仮固定にします。その方が、トーレックスを貼ってネジ穴が隠れても見つけやすいので・・・・。
一応今回は装飾と強度アップのために外からネジと装飾リングを使って更に固定します。
次。接着剤が固まるまで、フロントパネルに手を付けます。VS-100のフロント(ノブがついてる面)はアングルが付いているので、あまり奥に配置するとジャックが挿せなくなります。その分を考慮して横板にフロントパネルを固定する線をシャープペンで付けます。
次。位置が決まったらアンプの形状に合わせてフロントパネルの上角を削ります。程よい角度に削り線を入れます。

もしかしたら、今回の自作の中で間違いなくここが面倒でした。パイン材は比較的柔らかく、加工し易かったので、ナイス選択でした。カッターでひたすら削ってヤスリで面ならし。カンナやグラインダーがあったらもっと楽にできるはずです。
フロントパネルの整形が終わる頃には、木工用ボンドがほぼ乾いてるので、一旦アンプヘッドを仮組み。う〜んいい感じになってきた♪

さ〜大詰めです。一旦、ヘッドとネジ類をバラしてトーレックス張りっす。今回注文したトーレックスは裏に既に接着できるシートが付いていて、かなり作業時間の短縮になります。
シワにならないように、丁寧に天板→横板→底板→内側の順に貼っていきます。横板を貼った時点でズレ防止にネジを本ドメします。

後は、内側まで綺麗に貼ったらフロントパネルを止める桟を横板に打込みます。アンプヘッドをボルトで固定し取っ手も取り付けます。
完成・・・・・・・・疲れた〜。


正味1日の作業で完成させました。愛着湧くな〜
かかった費用は、板・ボルト・装飾リングで¥4000、トーレックスが¥2000で・・・トータル¥6000ぐらい。
中古のVS-100ヘッドが¥30000〜¥40000ぐらい。安く済みましたな。
大変だったけどDIYは楽しいよ!!