西宮の不妊治療、婦人科疾患、自律神経失調の鍼灸院 ゆとりら鍼灸院 阪神甲子園駅すぐ 女性鍼灸師が対応します。

不妊症と鍼灸治療
赤ちゃんは授かりもの、という意識の時代から
今はより積極的に不妊症治療に取り組む時代に
変わってきています。
体外受精を扱う専門のクリニックも急増している
にもかかわらず、不妊症治療を受けられる方で
予約が取れないという状況です。
ただ、体外受精や人工授精の着床率というのは
そんなに高いものではありません。
一回の排卵で妊娠する確率は自然妊娠の場合
15%〜30%といわれています。
ホルモン剤の服用や注射で排卵時期をコントロール
しながら誘発をかて妊娠にむけてのステップアップ、
ジャンプアップを計っても人工授精の場合は8%前後、
体外受精の場合でも22%前後の妊娠率というのが
現状です。
受精卵を作るまでの試練に耐えて着床までの基礎体温
に一喜一 憂しながら、時間もお金もストレスもかかる
出口の見えない不妊治療というトンネルを潜り抜けて
いかなければなりません。
できれば、この長いか短いかもわからないトンネルに
入る前に東洋医学の視点にたった基本的な体作りから
はじめませんか?
生理不順や不妊症、おりもの、子宮内膜症、子宮筋腫
子宮脱、血の道症など婦人科疾患に鍼灸がよく用いら
れてきました。
「子宝の灸」「安産の灸」「逆子の灸」などの名灸穴は
有名なので耳にされたことがあるかもしれませんね。
WHO(世界保健機関)では不妊症や生理痛、
更年期障害などの婦人科疾患を 鍼灸適応として、
その有効性を認めています。
鍼灸治療で自律神経を整え、血行不良を改善する事で
内分泌系のスムーズな働きを助け、より妊娠しやすい
カラダに近づけていきます。
冷え性や便秘、肩こり、腰痛などの不定愁訴を取り除く
治療も併せて行うことでからだにマイナスに働いている
重りを一つ一つ外して、歪みのない健康な状態に戻し、
妊娠・出産に備えたカラダ作りを目指します。
妊娠に向けてのチェックポイント
@カラダの冷えのタイプを知る。
よくおなかを温めればいいと思い込んで
あせもまでつくってしまわれる方がいます。
冷え性と言ってもタイプは様々!!
☆手足は冷えているがおなかはあったかい
タイプ、
☆汗っかきなのにおなかは冷えているタイプ
☆いつもどこでも寒い全身冷え性タイプ
☆冷え性の自覚はないが触ると冷たいタイプ
それぞれ温め方が違います。まずはご自分の
体質を知りましょう。
A間違った情報に惑わされない。
今は情報が氾濫しています。
中には間違った情報をうのみにして妊活され
ている方がいらっしゃいます。お茶やサプリメ
ントはのみかたや種類を間違えている場合
もあるので気をつけましょう。
妊娠には○○茶という選び方は×、むくみや
すい、便秘気味、汗っかきなど、これもやはり
体質にあわせて選ばないと逆効果に!
B食事のバランス
食事というのは偏っていないつもりでも、
やはり偏りがでるもの。
妊活中だからと、野菜やお豆ばかり食べて
いたり、反対に取っているつもりでまったく
量が足りていない方など、思い込みの
食事療法で驚かされることもしばしばです。
良いからといってそればかり食べる
「ばかり主義」もよくありません。
全体的に見てタンパク質と緑黄色野菜の
摂取量が足りない方が多いです。
あと、生野菜はカラダを冷やすから食べない、
冷たい飲み物は飲まない、
でもチョコレートや洋菓子、フライものなど
体をしつこく冷やすものは
ノーマーク!という方も気を付けましょう。
C生活習慣に気を付けて
睡眠時間帯、これはこの頃よく耳にされている
と思いますが、
午後10時から午前2時までのホルモン分泌の
ゴールデンタイムにできるだけ
睡眠貯金をお忘れなく。
また、夏場に多いいのがシャワー浴だけの方
夏でも湯船に入る習慣をつけましょう。