さいたまの花めぐり
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9月19日(水)、日帰りバスツアーで埼玉県に花を写しに行ってきました。
7時20分に上野公園駐車場、8時に北千住駅近くに集合した参加者は42名でした。
関越自動車道に乗って途中でノロノロ運転になりましたが、三好PAで休憩してから
ほぼ順調に走りました。天気予報では1日中安定した晴れということでした。
 
最初の目的地は<両神山麓・花の郷ダリア園>でした。
関東地方最大級の1万uの面積に、約350種、5,000株のダリアが植えられています。
道路を挟んで両側に花が見られましたが、自由時間が35分しかなかったので全部は
見られませんでした。多種、多色の美しい花が咲いていました。
売店で彩りが美しいダリアの花束を400円で販売していましたが、最初の観光地なので
帰るまでに萎れてしまうように思えてあきらめました。
切り花専門にダリアを育てている近くの花農家から持ってくるそうです。

両神山麓・花の郷ダリア園 
     
ウェディングマーチ    クリオネ
     
 レモンカード    里山の秋
     
 黒い稲妻    君待坂
     
天涯    祝賀会
     
ガドビー    アンブリッケン フェルダー
     
 シュガータウン サンライズ    紅すずめ
     
 あずま紅    朱宝冠
     
 プリティウーマン  
     
     
     

11時25分にバスが出発して次の目的地、<武蔵丘陵森林公園>に向かいました。
東京ドームの約65倍の面積を持つ<国営武蔵丘陵森林公園>では、今の時季は
50万本のケイトウが見られます。
 
園内で過ごす自由時間が約50分なので、限定された場所が記された地図を渡されました。
バスが駐車した中央口から北方向に歩いて片道15分のところにある「植物園」を見るか、
南方向に歩いて片道20分のところにあるケイトウを見るか、の二者選択でした。
私は少し楽な「植物園」を選びましたが、それでもかなりの距離を歩いたように感じて、
気力で何とかボーダー花壇に着きました。園路を挟んで両側に作られている約300mの
花壇には、この地域で育てられる宿根草や低木を中心に植栽されているそうです。
歩く途中にハーブ園とダリア園がありましたが、時間がないので通過しました。

 国営武蔵丘陵森林公園
     
     原種のシクラメン
     
    ルリギク 
     
 ケイトウ    ルリフタモジ
     
 ユウガギク    クサキョウチクトウ
     
 ヤマモモソウ   ルリマツリモドキ
     
     
     
 キクイモ    

広い園内を巡回するバスが走っていたので乗りたくなりましたが、13時50分までに
中央口の駐車場に戻らなければならないので木陰を選んでせっせと歩きました。
バスで隣席になった人はケイトウを見に行きましたが、途中でリタイアしようかと
思ったほど歩いたとのことです。かなり健脚の方で両方見ると張り切っていたのですが
とても無理だったそうです。赤と黄色のケイトウが咲く写真を見せていただきました。
 
13時50分にバスが出発して次は行田市にある<田んぼアート>を見に行きました。
「田んぼアート」は水田をキャンパスに見立てて色彩の異なる複数の稲を植え付け、
文字や図柄などを表現する取り組みで、現在は全国各地で行られています。
11年目を迎える行田市の「田んぼアート」の今年のテーマは「大いなる翼とナスカの
地上絵」です。6月16日と17日の2日間、約1,000人のボランティアの手で田植えが
行われたそうです。
 
「古代蓮の里」公園内にある「古代蓮の郷会館」の展望室(地上50m)から眼下に
望むことができます。混んでいる時は展望室に上がるエレベーターに乗るために
2〜3時間待つそうです。今日は空いていたので5分待ちくらいでした。
「古代蓮の里」公園の面積は14haあって、代表的な行田蓮を含む42種類の花蓮が
見られるそうです。今は枯れた蓮田が残っているだけでしたが、花の咲く頃は
美しい光景が見られることと思います。

 行田の「田んぼアート」
  
勇猛な コンドル
 
 ナスカの地上絵
     
     

15時15分にバスは幸手市に向けて出発しました。
桜と菜の花のコラボレーションで有名な<権現堂堤>がある権現堂公園で
彼岸花の群生を見ます。
この公園では桜だけではなく四季折々の花を育てようということで夏のアジサイ、
秋の彼岸花、冬の水仙がボランティアの皆さんの手で植栽されています。
 
16時に着いて30分の自由時間でした。駐車場からすぐ近くにある斜面の花が
きれいに咲いていたので、その近辺だけを写しました。
約350万本の彼岸花が斜面を赤く染めていて素晴らしい眺めです。

権現堂堤
 
 
 
 
 
 
 

16時半出発で最後の目的地に急ぎました。 
大宮にある<花の丘農林公苑>に咲くブルーサルビアを見る目的ですが、
予定より時間が遅くなったので、日没が先かバスの到着が先かということで
添乗員さんが焦っていたようです。
17時35分、少し明るさが残る公園に着きました。
関東有数のサルビアの名所と言われ、現在は3万3,000株もあるそうです。
ブルーの花はほんの一部なので期待しないようにと添乗員さんから言われました。

花の丘農林公苑 
 
     
     
 ブルーサルビア    コキア

17時50分頃にバスが出発して朝の集合場所に戻りました。 
夏ならまだ明るい時間ですが、車窓の外はすっかり暗くなってしまい、日が短く
なったことを実感しました。
心配した渋滞もなく北千住に19時過ぎに着きました。
 
今回は盛りだくさんの企画で5ヶ所の花を見ましたが、どこも時間が少なくて
とても忙しかったです。花を見るだけと違って写真を撮るとどうしても時間が
かかるので仕方がないことですが。
車窓からコスモスを見る予定もありましたが、まだ咲いていませんでした。
武蔵丘陵森林公園と権現堂堤のほかは初めてのところでした。これからもまだ
行っていない花の咲くところを探して出かけたいと考えています。

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