花咲く里山へ
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2019年4月13日(土)、日帰りバスで花を訪ねてきました。
8時に上野駅前の駐車場を出発したバスは約1時間後に新宿の大型バス
駐車場に着きました。合わせて42名の参加者を乗せたバスは高尾山の
麓にある<多摩森林科学園>を目指して走りました。
八王子市高尾にある<多摩森林科学園>は森林に関する研究機関で、
約7ヘクタールある「樹木園」は国内外の樹木約500種、6,000本を植栽。
約8ヘクタールある「サクラ保存林」は江戸時代からの栽培品種や全国各地の
桜が約250品種、約1,500本が植えられています。
長い間、桜の原種は9種とされてきましたが、2018年に紀伊半島で100年ぶりに
新種が発見されて「クマノザクラ」と命名され、原種は10種になりました。
1時間の散策時間なので「サクラ保存林」の中のほんの一部を歩きました。
アップダウンが繰り返しある森の中を桜の花を求めて歩きましたが、
集合時間に合わせて、やむなく途中で引き返しました。
「サクラ保存林」を見るだけでも2〜3時間はかかりそうです。

< 多摩森林科学園>

   
木の花桜   佐野桜
   
 三島の太白   はるか 

約1時間の散策後、近くにある「ろくざん亭」という合掌造りのお店でおいしい
懐石料理をいただきました。
 
次はあきる野市にある<都立・小峰公園>に向かいました。
<都立・小峰公園>は秋川丘陵自然公園の中にあって、里山の自然や風景が
残っています。公園全体がハイキングコースになっているそうです。
私は「桜尾根」と呼ばれるところをを歩いてソメイヨシノとヤマザクラを写しました。

<都立・小峰公園>
 
 
 
 

     

1時間後、バスが出発して間もなく<光厳寺(こうごんじ)>に着きました。
<光厳寺>にある4本のヤマザクラは全て東京都の天然記念物になっていて、
一番奥にある樹は推定樹齢400年以上と言われています。
大島の桜株、三宅島の大桜と共に東京都の三大巨樹の1本に数えられていて、
樹高が17m以上あるのでカメラに入りきれませんでした。

 <光厳寺>
樹齢400年以上のヤマザクラ (上部)
樹齢400年以上のヤマザクラ (下部) は幹回りが5,3mあります
 ヤマザクラ
 ヤマザクラ
 
 ヤマザクラ
 ハナモモとミツバツツジ
 
     
 日本タンポポ    ユキノシタの花

1時間近くの散策後、同じ市内にある<乙津 花の里>に向かいました。
桜の時期になると付近一帯が桜やミツバツツジなどの花でピンク色に
染まるそうですが、一帯が見渡せる場所に行かなかったので残念です。
私たちが訪れたのは「花の里」のシンボル的存在のシダレザクラがある
「龍珠院」の境内でした。

 <乙津・花の里>
 シダレザクラ
 ミツバツツジ
 
駐車場から「龍珠院」へ歩く途中で見たミツバツツジ 

今日は風もなく穏やかに晴れた1日。4ヶ所の目的地でそれぞれ満開の
きれいな花を見ることができました。
ただ、どこも坂道や階段が多くて結構な距離を歩いたので足が疲れました。
 
帰りは多少の渋滞がありましたが、予定通りの時間に帰りました。

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