都内に咲く梅を訪ねて
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2019年3月2日(土)、都内の2ヶ所に咲く梅を訪ねました。
最初は文京区にある<湯島天神>です。
<湯島天神>は学問の神様である菅原道真公を祀っている神社として有名で、
受験生に人気の神社です。
出足が遅くなって10時過ぎに着いたら境内は大勢の人で溢れるほどでした。
朝から青空が広がった暖かい土曜日なので無理はありません。
境内はご祈祷を希望する人の長い行列が出来ていて、梅の木のそばに
架けられた入試必勝、合格祈願の絵馬は驚くほどの数でした。
境内に咲く梅は20品種300本と言われていて、咲いている白梅の7〜8割は
白加賀と呼ばれる品種です。品種によってはまだ蕾が多い木もありました。
狭い散策路で立ち止まるのは迷惑になるので、写真を撮るのは短時間で
1枚ずつでした。

絵馬と梅
しだれ梅

湯島天神の撮影は30分弱で切り上げて、次の<羽根木公園>に向かいました。
世田谷区代田にある<羽根木(はねぎ)公園>は園内に野球のグラウンドや
テニスコート、図書館、茶室、プレーパークなどがある都市公園です。
梅は約60品種、およそ650本あって開花時期が異なるので長期間楽しめます。
 
<羽根木公園>は都内有数の梅林ということですが、私は初めて行きました。
当日は「第42回せたがや梅まつり」の開催中で、食べ物の露店や野菜や花、
手作り品を販売する店があって家族連れで賑わっていました。
予想以上に広い公園で、丘の斜面を利用した園内は細い散策路がいくつにも
分かれていますが、階段のほかにスロープが作られているので車椅子の方の
姿も多く見られました。

 
 紅千鳥
 豊後
 
 八朔
 緑がくしだれ

     
     
   
 白加賀    楊貴妃
   
 くれはしだれ    八重揚羽

<羽根木公園>は小田急線の「梅が丘」駅から歩いて5分と近いうえに
電車の本数も多く比較的行きやすい公園でした。
都内でこのようにたくさんの梅を見ることができて嬉しい1日でした。 

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