紅葉と夜景
<国内めぐり>に戻る

11月14日(水)、栃木県と群馬県に紅葉を見に行ってきました。参加者は40名。
9時10分に東京駅丸の内口、丸ビル前からバスが出発しました。
東北自動車道の佐野SAでトイレ休憩後、工事渋滞で40分くらいノロノロ運転。
11時20分から順調に走って、まず佐野田沼にある昼食会場へ向かいました。
昼食後、12時40分に栃木県の<鑁阿寺(ばんなじ)>に着きました。
<鑁阿寺>は足利市の中心部にあり、日本最古の学校跡で知られる足利学校の
北隣にあります。鎌倉時代、建久7年(1196年)に足利義兼によって建立された
真言宗大日派の大本山です。
<鑁阿寺>のシンボル、大イチョウの見頃はこれからでした。
ご朱印所には行列が出来ていて最近のご朱印ブームを窺わせていました。

鑁阿寺 (ばんなじ)> 
栃木県指定天然記念物になっている樹齢550年前後の大イチョウ
 
紅葉は終盤になっていた  
栃木県指定文化財の 多宝塔 (寛永6年<1029年>再建)

     
     
 きれいに色づいたイチョウ    足利学校敷地内のイチョウ

13時30分にバスが出発して、次は群馬県にある<宝徳寺>に向かいました。
桐生市にある<宝徳寺>はご朱印とボタンの花と床もみじが有名なお寺です。
ご朱印は季節や行事に合わせた「アートなご朱印」がいただけるとあって人気があります。
14時15分にバスが<宝徳寺>に着きました。
バスの駐車場から坂を上がって参道への階段を上るとすぐ鮮やかな紅葉が目に
飛び込んできました。ご朱印所に並ぶ人と「床もみじ」を見る人が左右に別れました。
関東では珍しい「床もみじ」は新緑と紅葉の時季に公開されています。
普段は本堂に敷かれている28畳の畳を取り除いて朱塗りの床が見えるようにしてあって、
そこに境内で色づいたモミジが反射して床に映ります。
床もみじが正面に見える場所には写真を撮る人が大勢いましたが、お互いに譲り合って
最前列に座って写しました。紅葉の赤が少し物足りなく感じました。
境内には小さくて可愛いお地蔵さまが何体も置いてあって気持ちがホッと和みました。

 <宝徳寺>
 
 床もみじ
 
 
 
 風情のある枯山水

   
     
   
可愛いお地蔵さま 
   

今回の旅行社は時々利用しますが、添乗員さんがガイドをしてくれたのは
初めてのことでした。 お寺のお賽銭は「遠縁」を表す10円が良いそうです。
また、神社のお賽銭はご縁があるように「5円」が良いそうです。
栃木県と群馬県の県木、県花、県鳥、県の音を教えてくれましたが、「県の音」と
いうのは初めて知りました。因みに栃木県の音は「東照宮の鳴き竜」、群馬県の
音は「空っ風」だそうです。東京は「パンダの鳴き声」、千葉県は「成田空港の
ジェット機の音」とか。50歳代の男性でした。
 
「宝徳寺」を15時20分に出発して帰路に着きました。帰りは順調に走って
18時頃に東京駅近くに着きました。
せっかく東京まで来たので近くのイルミネーションを写して帰ることにしました。
到着前に車窓から見た噴水は、私が公園に行った時は水が止まっていました。
どうやら18時で止めるようです。残念。

 <東京駅丸の内周辺>
 
 
 
噴水の台座が水に映って美しかった
 
 美しい都会の夜景
 
 
 
シャンパンゴールドのLED、約100万球で彩られた丸の内仲通り
 
 「北欧のクリスマス」をテーマにしたクリスマスツリー  (丸ビル内)
 
  色が目まぐるしく変わってとても美しかった
 

12月24日〜28日は近くの行幸通りで光の列柱や特殊映像などの「幻想的な 
光の空間」が見られるそうです。
天候にも恵まれ、紅葉とイルミネーションが見られて満足した1日でした。

上に戻る