五百羅漢寺
(探索日 25/3/15)
☆ 解 説 ☆
曹洞宗の寺院
「五百羅漢禅寺」とも言われる
1764年(宝暦14年〜明和元年)、紀州藩8代藩主徳川重倫の祈祷所として創建された
五百羅漢の由来は江戸後期の頃より、
紀州藩の西浜御殿(現・和歌山工業高校)の御女中を中心に城下の人々が先祖供養のために奉納し、
現在でも檀家や地元の人々が奉納する習慣が続いているという
国道42号沿いの秋葉山(弥勒寺山城跡)南側にあります
寺へは狭い路地を通って行きますがその入り口に寺碑と鶴立碑があります
画像の上のほうに見えている屋根が山門です
路地の途中にある本坊
二層式の山門
正面から撮ればもっと立派に見えただろうと思います
内側から山門を撮る
山門の両側には仁王像(1815年(文化12年)建立)が門を守っていますが、
その足元にある「仁王さまの石」
足腰に効くそうで・・・(腰痛持ちなので乗りました 笑)
寺の内外は石庭を表現しているのでしょうか
夥しい数の石碑で囲まれています
山門を潜って左側に十二支地蔵があります
山門に接するように本堂が建立されており、
奉納された五百羅漢はここに安置されています
この寺に隣接する喫茶店「RAKAN」は、
当初、寺の縁者が経営されていたという
駐車場に面したところにあります
一昨年の夏に一度行ったことがあります
美味しかったですよ(笑)
かつて高松に茶店があったという(『紀伊名所図会』より)
その茶店の如く、この寺に参る方々のために創られたのでしょうか
戻る
.