萩谷由喜子の著書 8
萩谷由喜子  著
『ひと組5分で読める 音楽家カップル おもしろ雑学事典』

 2007年6月10日 潟с}ハミュージックメディアより刊行
定価1680円

   サントリーホール・メンバーズクラブ誌、季刊 「MUSE」 に 「カップル」 の連載を始めて早いもので5年目に入ります。これまでに、古くは、クレモナの名匠アントニオ・ストラディヴァリとその妻フランチェスカの物語、近年では武満徹と浅香夫人の愛情秘話など、17話を執筆、おかげさまで好意的なご反響をいただいてまいりました。
 そういう話なら読んでみたい、あるいはもう一度じっくり読みたいとおっしゃってくださるお声に励まされ、このたび、それにもう13話を新に書き下ろし、全30話の 『ひと組5分で読める 音楽家カップルおもしろ雑学事典』 としまして、ヤマハミュージックメディアより刊行の運びとなりました。
 ビジュアル面からもより楽しんでいただこうと、登場人物の肖像画や写真の確保にも苦労していただきました。音楽史のビッグ・カップルから、あっと驚く異業種間カップルまで、下記の30組、全59人の知られざる一面や、ふたりの愛情史が作品や演奏ににもたらした影響などなど、ひと組5分で読める一話完結の形でつづりました。
 是非、全国有名書店、ヤマハショップ、ネット書店などでお求めいただき、お読みくださいませ。
30組で59人なのは、ベートーヴェンが2話にわたるためで、この2話を通じて、『不滅の恋人』 とは誰かも解き明かしています。


(左はMUSE2006年冬号、右2枚は2003年秋号に掲載の「ココ・シャネルとストラヴィンスキー」)

(写真は、サントリーホールの階段踊り場で)
では、30話のコンテンツをご紹介いたしましょう。
(●は「ミューズ」連載、○は今回の書き下ろし)

●ストラディヴァリとフランチェスカ  ○ヘンデルとアン女王
●バッハとアンナ・マグダレーナ  ●モーツァルトとコンスタンツェ
●ベートーヴェンとヨゼフィーネ・フォン・ダイム伯爵夫人  ○ベートーヴェンとアントーニエ・ブレンターノ
○ショパンとジョルジュ・サンド  ●ロベルト・シューマンとクララ・シューマン
○リストとマリー・ダグー伯爵夫人  ●ワーグナーとコージマ
○ブラームスとアガーテ  ○チャイコフスキーとフォン・メック夫人
●ドヴォルザークとアンナ  ●グリーグとニーナ
●プッチーニとエルヴィーラ  ●マーラーとアルマ
○ワインガルトナーとカルメン  ●クライスラーとハリエット
○カザルスとマルティータ  ●ストラヴィンスキーとココ・シャネル
○アルバン・ベルクとヘレーネ・ナホフスキー  ●フルトヴェングラーとエリーザベト
●ホロヴィッツとワンダ・トスカニーニ  ●オナシスとマリア・カラス
●ウォルター・レッグとエリーザベト・シュヴァルツコップ  ○カラヤンとエリエッテ
○オリヴィエ・メシアンとイヴォンヌ・ロリオ  ●武満徹と浅香夫人
○ダニエル・バレンボイムとジャクリーヌ・デュ・プレ  ○アンドリュー・ロイド・ウェッバーとサラ・ブライトマン



 公明新聞 2007年5月28日号の 読書欄 (左写真)でも 「 本書は音楽家カップルの姿、生活を通して、音楽が生まれた秘訣を探っていく。・・・音楽家の人物像を知ることで、古典音楽への親しみがより沸いてくることだろう 」 とご紹介、ご推薦をいただきました。
 2007年6月5日 クラシックニュースでも 「 躍動感にあふれたスピーディなリズムに乗って各章は進む。まさに 「おもしろ雑学事典」 にピッタリの本に仕上<>がった 」 とご紹介、ご推薦をいただきました。


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