使用教本
ここではピアノ科の主な使用テキストについて紹介します。
レッスンでは主に「ローランド音楽教育システム」に基づいて開発・編纂された豊富な楽譜から主に使用しておりますが、生徒さんの年齢・目的・タイプは様々です。
ピアノアドヴェンチャーシリーズ・オルガンピアノの本などの市販の楽譜も織り交ぜて
それぞれの生徒さんに応じ、これらのテキストや練習曲を組み合わせてレッスンを組み立てていっております。
ここに挙げた教材に加え、ワークノートなども適時織り交ぜて使用しています。
《主な教材》
- 入門~初級
- 導入期はとても大切。リトミックを取り入れながら、自然にリズムや読譜力を身に付けます。
中央ドから上下に少しずつ音を増やし、メロディの両手分割奏をすることで、最初のうちから両手・ヘ音記号に慣れていきます - プチ・エトワール他
幼児期の脳の発達に適した内容で「うたあそび、リズムあそび、けんばんあそび」を楽しみながら、音を身体で表現したり、鍵盤上でしっかりと表現できる技術を育てます。 - ピアノスケッチ1~3
基本の両手分割奏から始まり、バイエルから抜粋されたものをベースに、バロックから現代までの様々な作品やオリジナル曲を掲載。基本となる奏法を身に付けます。 - その他、バーナム・ピアノアドヴェンチャーシリーズ・こどものひだりて・オルガンピアノの本なども使用しています。
副教材:各種音楽ワーク、ピアノとわたし、きらきらピアノシリーズなど - 初中級
- ピアノスタディーズ(2)(3)
基本的なテクニックや音楽用語を身につけ、ピアノの魅力を味わうステップアップの時期に、ツェルニー30番へ移行する前の練習曲として使用します。
ツェルニー、ヘラー、ベルティーニ、クレメンティなどの練習曲から選曲され、タッチ・リズム・アーティキュレーションなどを学ぶ英国王立音楽検定協会・編纂の楽譜です。 -
その他の選択肢として、生徒さんの状況に応じ「ツェルニー125のパッセージ」「8小節の練習」曲などで練習を無理なく効果的にする工夫もしています。
副教材:こどもの音楽史・ピアノとわたし
ブルクミュラー・バッハ小品集他 - ピアノレパートリー(1)(2)
四期(バロック・古典・ロマン・近現代)の様々な時代・スタイルの楽曲を、バランスよく習得するために編纂された曲集です。
練習曲と並行して使用します。 - 中級
- 《エチュード》
ツェルニー30番・8小節の練習曲/ピアノスタディーズ(4)(5)
《バッハ》インヴェンション(2声)
《楽曲》ソナチネ、アンソロジー他 - ピアノスタディーズはツェルニー、ヘラー、ベルティーニ、クレメンティなどの練習曲から選曲され、タッチ・リズム・アーティキュレーションなどを学びます。
アンソロジーはシューマン、スカルラッティなどの楽曲集です。
楽譜:英国王立音楽検定協会・編纂 - 中上級~上級
- 《エチュード》
ツェルニー40番・50番/ピアノスタディーズ(6)(7)
《バッハ》シンフォニア(3声)・平均律曲集 他
《楽曲》ソナタ、アンソロジー他 - ピアノスタディーズはツェルニー、ヘラー、ベルティーニ、クレメンティなどの練習曲から選曲され、タッチ・リズム・アーティキュレーション・フレージング・表現などを学びます。
アンソロジーはシューベルト、スカルラッティ、チャイコフスキー、ドビュッシー、リストなど豊富な作曲家の楽曲集です。
楽譜:英国王立音楽検定協会・編纂
※使用テキストはあくまでも参考です
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