工業高校を卒業した彼がまさか看護師になります。看護大学に進学したいと私に打ち明けました。当時を振り返ってみると景気が上向きになり始めた頃でした。担任の先生も、マツダかTOYOTA・日産・にも推薦できる成績だからといってくれましたが、彼の意志は固く、おそらくは母親の影響が大きかったんだと思いました。

広島県内の4年の看護大学に入学しました。西区のワンルームの部屋を借りて、自転車で片道40分の道のりを雨の日はカッパをきて通学する日が始まりました。まわりは、親が医者の娘や公務員の息子達でした。みんな看護師の基礎知識のある生徒ばかり。大学の先生すらどうして松下君がこの大学に来ているのか不思議がり、卒業は無理かなと思っていたそうです。

私もなんとか卒業だけしてほしいと思っていました。しかし、彼の能力はここから発揮されていきます。まず彼が実行した事は、自炊生活。睡眠時間は1日3時間。それを4年間継続しました。そして、数百冊の医療の専門書を読破しました。大学の先生の質問にも100％答え研修の病院の医師の問いかけにも答えられる知識を身につけました。

大学の先生達もビックリするほどに勉強しました。そして、＋のドライバーしかもったことのない少年は卒業式の日、誰もが予想しなかった、主席で卒業しました。努力と継続は力になることを私に教えてくれました。

看護師の国家試験の結果は、3500人受験して80番目に合格したそうです。卒業後は、実績と自信と経験を得るために2000人の医師と看護師がいる奈良県近畿大学医学部付属病院に正看護師として数年間勤務現在は広島県内の総合病院に正看護師として勤務しています。

医療の知識はとても豊富です。病気や薬の事を質問すればとても分かりやすく説明してくれます。性格はとても温厚で優しいです。酒煙草は一切口にしません。ギャンブルも一切しません。楽しみは、お気に入りのスバルレボーグの助手席に大好きな婚約者を乗せ旅行やドライブや旅先で美味しい料理を食べるのが楽しみだそうです。婚約者もまた、同じ病院で正看護師として勤務しています。二人の成長がとても楽しみです。私供にとっては心強い二人です。好きな言葉は、幸運です。

予備自衛官: 役職は非常勤特別公務員、内閣総理大臣から出頭命令が出れば、自衛官の1員として、災害被災地支援や国外の現地に派遣される。この度、松下雄揮は、予備自衛官の試験を受けた。約80名が試験を受けたそうだが、合格したのは、たった2名だ。そのうちの1名が、松下雄揮だ。合格率は約2%だ。前向きな姿勢には、いつも感心する。努力することを、惜しまない男に成長してくれた。頼もしい限りである。おそらく、災害被災地では、看護師の知識と経験をいかされる、ケガ人の手当てなどの医療従事者の役割になるだろう。もちろん、機関銃射撃の訓練もするようだ。社会貢献ができる人間になってくれれば弊社の強みになるし、事業主の私としても非常に頼もしい限りである。今は、1児の親になっている。今後、雄揮がどこまで成長してくれるか楽しみだ。

【自己紹介　松下雄輝】

・生年月日　平成5年4月26日酉年

　　　

　

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