|
▼かおりさん:
お母様のことは大変にご心配のことと存じます。
状態が悪く、試験開腹も無理な状態の患者に対して、タキソール+パラプラチンを点滴にて投与というのは、現在の医学では正攻法ですので、お医者様の判断は仕方が無かったと思います。(うちの母もそれを行いました。)
また、シスプラチンをおなかに入れるのも効果が実証されているので、決して間違った判断ではないと思いますが、いずれも奏功しなかったのは本当に残念ですね。ご心配なお気持ち、本当によくわかります。
症状からプラチナ(パラプラチン、シスプラチン等)系に耐性のある癌である可能性が高いと推察します。(なので、お医者様は次回プラチナ系をはずして、タキソテール単剤をご提案されているのと思います。)
そのほかにもプラチナ耐性の卵巣癌にはイリノテカンという抗がん剤も良く使われます。
胸水が溜まりだしているので、どの程度時間的な猶予があるかわかりません。また、受けられる病院数は限定されているのですが(うちの母の病院ではダメでした)、抗がん剤の感受性試験(その抗がん剤がお母様の癌に効くかどうかの試験)というのが受けられる可能性があります。ダメ元になりますが、お医者様に一度たずねられてはいかがでしょうか。
私の母も胸水を伴う4期から、寛解まできました。
まだまだ可能性は十分にあります。ご家族ともどもあきらめずに頑張ってください!
|
|