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すずきさん,みなさん,こんにちは.
マーカ再発して不安をかかえているかたへ我妻(昨年後半から再々発)のことを書かせて頂きます.
いつものことですが,内容は科学的ではありません.
初発のかたや画像診断で再発が確認されているかたは無視して下さい.
ここ数ヶ月の経過です.
3月初旬: CA125が100を越えたので,中旬からTCを開始しました.かわった方法ですが2週間に一度TC実施.
4月初旬: CA125が300を越え,いよいよ耐性がついたかと思いました.
医師はセカンドラインを奨めてくれましたが,CTで問題がみつからなかったので,
とりあえず,4月もTCを施行しました.
5月7日: CA125が150に急降下.そのかわり少しだけ肝臓値が悪くなりましたので,
治療を停止して様子を見ることにしました.
5月21日:CA125が60へとさらに急降下.治療していないのに急降下継続しましたので,
1ヶ月様子をみることにしました.
6月22日:CA125が36になりました.降下率は低下しましたが,いましばらく様子をみることにしました.
肝臓値のγGTPが少しだけ高いだけで,白血球数をはじめとする血液成分値がすべて正常です.
TCをはじめたのにマーカが上昇,停止したのにマーカが急降下.
以前リンパ節転移(1センチ程:手術せずTCで治療)をCTとPETで認知した時はCA125が70程でした.
初発時や最初の再発時はTCを実施するとすぐにマーカが低下しましたし ...
なにか不思議です.
いつも動いていて画像診断が困難な腸への転移の可能性なのか?
それともエビデンスにないことが起こっているのか?
初発の化療の時から高止まりしていた悪い肝臓値のために漢方薬を服用しているためか?
仕事に出かけたり,友達と遊びに行ったり,本人がいたって呑気に治療しているためか?
本人は食べることが大好きなので食事制限もしていないのですが ...
最近こんな記事を見つけました.マーカ上昇だけで化療することへの警告です.
h付けて ttp://www.cancerit.jp/xoops/modules/nci_clinical/index.php?page=article&storyid=407
私達もマーカ上昇だけで不安な毎日を送ったことがありますが,
最近は,画像診断で確認できないようなら,しばらくほっておいてもいいかなと
思っていた矢先の記事だったので我意を得たりという心境です.
上記文中にも少しだけ書かれていますが ...
患者はネズミではないし,医師は昔のように絶対権力者ではありません.
それに情報化社会ですから,化学治療をしながら,それぞれ色々なことをトライします.
ただでさえ面倒な統計解析(多変量解析)から再発癌患者のための科学的エビデンスを
得ようとすること自体が困難なのかもしれません.
こんな記事もありました.以前から考えていたことをUSの医師が後押ししてくれました.
h付けて ttp://wiredvision.jp/news/200906/2009061123.html
貴重な抗がん剤を無駄にしない等,最良な治療方法を見つけるようにしたいと思うこの頃です.
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