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▼のりだーさん:
初めまして。私の母も卵巣がんで、2006年から2回再発しています。
皆さんがおっしゃるように、手の施しようがなくもって2年とは矛盾しているように思います。
ちなみに、うちの母は敗血症の症状が出て、先月、主治医から「あと数ヶ月」と言われました。まだまだと思っていた私達家族にとってどんなにショックだったか・・・。ここに書ききれません。だから、のりだーさんのお気持ち、痛いほどわかります。
それでも、うちは本人が現実を半分受け止めつつも、まだまだ生きる意欲にあふれていることで救われています。先日、これが最後の選択肢、と医師から言われた「ドキシル」を投与しました。来週で1ヶ月になります。まだまだ希望を捨てていません。今の主治医は信頼していますが、そもそも医師だからと言って、正確に人の寿命までは測定できないものだと思っています。今までの経験や知識で話しているだけではないでしょうか。
>母の身体ではこれ以上の抗がん剤はがんを叩くだけではなく
>良い物まで叩いてしまうし場所が場所なだけに
確かに、今の医療では悪いところだけを叩く抗がん剤治療は確立されていません。でも、医療の世界は日進月歩です。あと、2年だったとしてもその間に医学は変わるかもしれません。
>なにもせずただ死をまつのみだなんて
>私以上に母の心情を考えると心が引き裂かれそうなほど辛いです
よくわかります。私もそうでしたから・・・。
でも、落ち着いてください。「ただ死を待つのみ」ということは絶対にありません。
私も、母が強い副作用によって体力が弱っていく姿を間近で見てきました。その副作用によって抗がん剤の選択肢が狭まり、治療が遅れてしまったことも事実です。でも、今はドキシルができるまでに体力が回復し、自宅のベッドで読書したり、おいしい物を食べる喜びを今までより深く味わっています。
のりだーさんは離れて暮らしていらっしゃるということで、さぞかし心配かと思いますが、メールなどで元気付けてあげると良いと思います。すずきさんがおっしゃっているように、こういうときこそ、気持ちを支えて、前向きに目標などを持たれるようになると良いと思います。大げさな目標でなく、「〜が食べたい」「〜に行きたい」でもいいと思います。心と体はつながっていると思うからです。
私もまだまだ不安だらけで心配が尽きませんが、今は母の気持ちを支えて少しでも笑顔でいられる時間を作るように努めています。
のりだーさんのお母様がどうか快復に向かわれますように。
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