|
さくらさん,はじめまして.
妻が漿液性腺癌で5年ほど治療しているものです.
抗がん剤の効きが悪いとされる明細胞腺癌の再発でさぞかし不安なこととお察し致します.
明細胞腺癌のことは詳しくはないのですが...
▼さくらさん:
>半年前の画像では脾臓も影が全くなかったということなので、ここ何ヶ月かで急激に成長したのではということでした。(だから他に飛ぶ前に、一刻も早く脾臓を摘出しましょうと)
妻も半年で脾臓に再発しましたので癌は油断なりませんね.
>卵巣がんから脾臓への転移は、よくあることと聞くのですが
>このことにより、IC期だった母の卵巣がんが一気にIV期になってしまうのでしょうか?
腹腔内ですから,III期相当かと思います.ただあまりステージには
拘らなくてもよいかと思います.ステージもそうですが,生存率,奏効率等の数字は
医療従事者の論理です.患者や家族にとっては0%か100%しかありません.
数字見てもいいことはないですから,気にせずいきましょう.
>脾臓だけでなく、もしリンパへも転移しているとなると、
>リンパ=全身にがん細胞が運ばれてるのでは?と考えてしまい、とても不安です。
癌の転移メカニズムを調べると,全身に運ばれていると考えるのが妥当かもしれませんが,
これもまた,あまり考えても意味がないことなので気にしないほうがよいかと.
>また病院で説明を聞く際などに、確認をしておいた方が良いことがありましたら教えて下さい。
もしもリンパ節と脾臓の2箇所に転移が見つかっているなら,
病院によっては,手術しない症例かと思います.
妻の再発の時複数箇所に再発しているようなので手術しませんでした.
明細胞腺癌だから手術なのかもしれません.
>母から「明日は定期検査だから」という言葉を聞くたび、本当に怖かったです。
>いつかこんな日が来るのではないかと。
>それが現実になってしまいました。
わかります.ある月の結果がよくても,せいぜい数ヶ月間は大丈夫としか思えませんから.
でも再発したらしかたありません.治療がうまくいくことを信じていきましょう.
>母には、「手術ができるのであれば、前向きに頑張っていこう!気持ちを切り替えて、手術後の楽しいことを考えよう!」
手術となると,リンパ節郭清,脾臓摘出と大手術になるかと思います.
治療方法の選択は医師からの助言が不可欠ですが,最終的には患者さん
本人の気持ちが一番大事かと思います.また手術後は体力の蓄積が
ものをいいますから,今のうちに良く食べておいてもらいましょう.
大変でしょうが,御母様を励ましてあげて下さい.
治療がうまくいくことをお祈り致します.
|
|