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▼よしのりさんへ
初めて投稿致します。
私も昨年の11月に卵巣癌と分かり12月に手術を致しました。53歳になりました。
両方の卵巣が10センチ、マーカーも7700と高いものでした。腹水も溜まり、手術前には腹囲が1メートル位になっていました。子宮は以前筋腫で取ってなかったのですが、大網全体と肝臓の表面に2〜3センチ位の癌が3個転移していました。リンパも50個取りました。
ステージは3でしたが目に見える癌は全て取り除く事が出来ました。その後の細胞検査の結果でもリンパ、腹水からは癌細胞が一つも見つからなかったそうです。主治医の先生からもラッキーだったねと言われます。
術後、抗癌剤治療を6クール受けました。一回目はタキソールでしたが、二回目の投与の時にショックを起こしタキソテールに変更して5回投与を受けました。術後、副作用他色々問題が発生し、3週間ごとには投与を受けられず最後の投与は5月中旬でした。マーカーは二回目以降5〜7でキープされています。今はいわゆる寛解の状態です。
ここからがよしのり様のご質問の返答に成るかわかりませんが、私が先生からお聞きした事をお話します。
私の所も主人が、抗癌剤を打ってマーカーが上がらないのなら定期的に抗癌剤を打ったらどうかと言うので、その旨を先生に話した所、後日、主人を含め次のような説明を受けました。
確かに、抗癌剤を6回受けた人と12回受けた人とでは再発する期間には差が有るそうです。
しかし5年生存率を比べると同じに成るそうです。(アメリカで出た統計だそうです)
結局、6回の場合は再発しても次の治療に使う薬は有りますが、12回打って再発した場合は
今の日本では治療薬がないそうです。(アメリカでは有るようです)それで生存率も変わらないそうです。
それに12回受けると言う事は副作用もドンドン酷くなり大変で、体力的にも非常に消耗してしまい、そういう点でも再発時の治療が難しいと話されていました。最後に先生が今の私には追加の化学療法は必要ないと思いますと言われたので主人も納得したようです。
今は二ヶ月に一度検査に通っているだけで薬も飲んでいません。
入院中も若い先生に言われたのですが、私の癌が再発するかしないかは主治医の先生にも分からないと言われました。検査に行っても再発に関しての話も出ます。抗癌剤を多く打ったらか再発しないと言う訳ではないと思います。私達のような進行癌には絶対はないと思います。
私とは癌の種類も違うかも知れませんので、お二人で相談し、主治医の先生のご意見も聞かれてみても良いと思います。ちなみに私の癌はどの薬も効くという一般的な癌だそうです。
すずきさま
奥様のことではお悔やみ申し上げます。
再発した時のことを考え落ち込んでいたときにこのホームページで奥様のことを知りました。余命3ヶ月と言われた奥様が8年頑張られた事を知り希望が湧いてきました。奥様は天国に召されましたが、私達癌患者に沢山の勇気と希望を与えて旅立たれたと思います。きっと天国からご家族や癌で戦っている私達を見守って下さっていると思います。
奥様を誇りに思い、奥様の分まですずきさまが私達を励まして下さい。
>すずき様
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>はじめまして、48歳の妻が8月に卵巣がんの診断を受け、先週手術をいたしました。しょう液性がん3期Cです。リンパを含めた全摘をしましたが、腹膜等に転移があり、手術の結果はsuboptimalの状態でした。早ければ来週からウイークリーTJを6クール予定しています。この1ヶ月、一生懸命に勉強しましたが、とても難しい病気の様に感じられ、夫婦共々動揺しております。
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>最愛の奥様のことは拝読させて頂きました。この様な時に本当に不躾とは存じますが、アドヴァイスを頂けないでしょうか。
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>再発のリスクを考えると、最初の治療で完治を目指したいと思います。
>仮にTJ6クールで寛解を得られたとして、そこで薬を変えて追加療法といった試みはこれまでになかったのでしょうか? 素人考えでは、寛解後に細胞レベルで残っている可能性の高いTJ耐性のがんに対しては、時間を空けずに別の薬で叩くことが、一番有効に思えてしまいます。
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>再発が確認されてから別の薬を使うよりも、がんの残存量が最小の時にこそ、考えられる最大限の攻撃を行うべきではないかと思います。いかが思われますでしょうか?
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